いびきや無呼吸を劇的に改善させる“チョイ足し安眠グッズ”

5月18日(金)16時0分 NEWSポストセブン

口をあけて寝る人には「顎バンド」(時事通信フォト)

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 世の中にはさまざまな快眠法が紹介されているが、「試してみたものの効果はあまりなかった」という声も少なくない。それは不眠の原因を正確に把握できていないことが大きな理由だ。睡眠に詳しい、16号整形外科院長の山田朱織医師がいう。


「眠れない原因は人によってそれぞれ違うので、その原因に合った対処法でなければ効果はありません。大切なのは、なぜ自分が眠れないのかを把握すること。熟睡できない原因は『姿勢』『温度管理』『呼吸』『精神面』のいずれかが原因となっていることが多いといわれています」


 中でも「呼吸」は熟睡できない大きな理由となる。睡眠障害に詳しい雨晴クリニック副院長の坪田聡医師が語る。


「呼吸が妨げられると、深い眠りが得られないだけでなく、脳や体に十分な酸素が供給されず、疲労や病気を引き起こす」


 その原因は、寝ている状態になると鼻や喉など“空気の通り道”が狭くなること。睡眠中の呼吸を改善するためのグッズは数多く販売されている。「鼻腔拡張テープ」は、鼻腔を広げることで鼻呼吸が促され、深い眠りが得やすくなる。


 口を開けて寝るクセがついてしまっている人も対策が必要だ。


「舌の付け根が気道を塞いでしまい、呼吸しにくくなっていると考えられます。いびきの原因になるだけでなく、睡眠時無呼吸症候群につながることもある」(同前)


 鼻通りが悪くないなら、「口閉じテープ」を使えば口呼吸ができなくなり、自然に鼻呼吸できるようになる。さらに強力に口を閉じる「顎バンド」もある。


「『マウスピース』を使って下顎を少し前に出した状態で固定し、気道を確保する方法もあります。歯科医を受診すれば、市販品よりも自分にフィットするマウスピースを作ることが可能です」(同前)


 呼吸には姿勢も影響する。仰向けに寝ると気道が狭くなるうえ、舌の位置が下がって気道を塞ぎやすいため、横向きで寝ると改善につながる。


 寝るときには横を向いていても、眠っている間にいつのまにか仰向けになってしまうという人には、「抱き枕」も選択肢になる。『睡眠メソッド100』の著者で睡眠環境を改善してきた快眠セラピストの三橋美穂氏の話。


「ただし、使い方を誤ると、寝返りを打ちにくくなって、かえって体を痛めてしまいかねません。普通の枕と併用し、頭の重みはしっかりと枕にかける。そのうえで腕と足を抱き枕に乗せる。そうすることで圧力を分散でき、体を痛めにくくなります」


「ふとん」から「ベッド」に変えることで、呼吸が楽になることもある。


「埃が原因でアレルギー症状を起こし、それが呼吸のしづらさにつながっているケースもある。室内では、人が動いていなくても、床上30cmほどは埃が滞留しているといわれるので、布団よりもベッドのほうが埃を吸い込みにくいのです」(同前)


※週刊ポスト2018年5月25日号

NEWSポストセブン

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