ドムドムハンバーガー、1枚350円のロゴ入りマスク発売に反響 あまりの人気に「ほとんどの店舗が完売」

2020年5月19日(火)11時45分 Jタウンネット


新型コロナウイルスの影響によるマスク不足を受けて、ハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」がオリジナルマスクの販売を始めた。

1枚350円(税込)、ドムドムハンバーガーのシンボル「どむぞうくん」のロゴマークが小さく入っているのが特徴だ。担当者によれば、2020年5月16日から順次店頭で販売を開始しているほか、近く通販サイトでも購入できるようになるという。

このマスクについてツイッターでは、

「ドムドムのマスク売ってて可愛かったから買っちゃった」
「ドムドムマスク、品薄&人気なのか速攻で無くなってた...」
「店員さんもオススメです〜!って言ってたから洗濯して着けるのが楽しみ!」

といった声が寄せられ、好評のようだ。

しかしなぜ、オリジナルマスクの販売を始めたのだろうか。Jタウンネットは2020年5月19日、ドムドムハンバーガーを運営するドムドムフードサービスの藤崎忍代表(※崎は「たつさき」が正式表記)に取材した。

マスク販売は「社会貢献の一環」

なぜハンバーガー店でマスクを販売しているのか。ドムドムフードサービスの藤崎代表は次のように話す。

「ドムドムハンバーガーは日用品を扱うスーパーマーケットに店舗が多く、ほとんどが営業を継続しております。そのためコロナ禍における従業員の安全確保、ならびに非日常を過ごされるお客様のお心が少しでも和らぎ安全にお過ごし頂く施策を実施すべきと考えました」

ドムドムハンバーガーでは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、これまでにも「おうちでドムドムセット」の販売や人気商品「甘辛チキンバーガー」のレシピ動画配信を行ってきた。

今回販売を開始した「ドムマスク」は早い店舗では16日から発売。未発売店舗もあるが、茂原店・桑名店を除く全店で販売予定だ。

ドムマスクの特徴を聞いてみると、

「特に心掛けたのはデザインのシンプルさと、マスクの付け心地を重視した素材です。耳にかける部分が きつくならないように、そして一日付けても痛くならないように、試作を重ねました」(藤崎代表)

マスクはポリエステルとコットンを使用し、洗って繰り返し使用できる。縦14センチ、横11センチ、耳掛け18センチの1サイズのみで、サイズ展開は納期や販売価格、店舗での在庫管理の点から見送った。

かわいいと評判の「どむぞうくん」については、「『どむぞうくん』ロゴを愛して下さるお客様が多数いらっしゃいますので 強調しすぎない程度の織りネームを付けました」とのことだ。

現時点での売れ行きを聞いてみると、

「販売開始が17日の店舗もございましたが ほとんどの店舗が初回納品を完売致しました。商品は順次追加して参ります」

と好調の様子。ツイッターの投稿によれば、「お一人様3枚まで」と掲示が出された店舗もあったようだ。

藤崎代表によれば、本社に対する購入希望も多く寄せられ、18日に追加生産および通販サイトでの販売が急遽決定した。販売数量と通販開始日程は未定だ。

藤崎代表はドムマスクがツイッターで話題になっていることについて、

「マスク販売に関しては、社会貢献の一環という立場から情報発信を控えておりました。しかしながら昨日来のお声を真摯に受け止め、ご要望にお応えできますよう対応させて頂いている所でございます。ドムドムハンバーガーに多くの皆様が関心をお寄せ頂き感謝致しております。また些細なことですが、感染拡大防止の一助になったとするならば光栄に思います」

としている。

(19日13時30分追記)記事中にあった「担当者」の表記を藤崎忍代表に変更しました。


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