「泣きわめく3人の子供をおんぶに抱っこして無人のベビーカーを押してた私。レジの列に並んでいると前の女性が...」(宮城県・30代女性)

2023年5月19日(金)11時0分 Jタウンネット

シリーズ読者投稿〜あの時、あなたに出会えなければ〜 投稿者:Cさん(宮城県・30代女性)

Cさんには3人の子供がいる。上の男の子と、下の双子の女の子たちだ。

1歳10か月しか離れておらず、乳幼児だったころは子育てでいっぱいいっぱいの日々を過ごしていたが、行く先々で......。

<Cさんの体験談>

我が家には、息子と双子の娘達の3人の子供がいます。双子が生まれた時、息子は1歳10か月。

どう子育てしてきたのかほとんど覚えていませんが、行く先々でいろんな方に優しくしてもらって、ありがたかった事はしっかりと覚えています。

信号待ち、すれ違う時、スーパーのレジ、地下鉄の中...

3人がまだまだ小さかったころ、出歩くときには縦型の大きなベビーカーに息子用のボードもつけていましたが、号泣する双子をおんぶに抱っこして、もう片方の腕で同じく泣きわめく息子を抱っこして、誰も乗っていないベビーカーを押して歩くことも多々ありました。

いっぱいいっぱいの日々だったのですが、「あらま!3人は大変でしょう。お母さん頑張ってるね!応援してるよ!」「うちももう大人になったけど、双子だったのよ。大変よね。でもね、あっという間に大きくなるから!大丈夫!」など、信号待ちのほんの少しの間の会話だったり、すれ違う時に声を掛けてくれたりしてとても嬉しかったです。

スーパーでもレジ待ちの列に並んでいる間に子供が泣き始めてしまったことがあるのですが、前の女性が「買い忘れがあったから先にどうぞ」と譲ってくれて......。そっと後ろに並び直していて、本当は何も買い忘れていないのだと分かりました。

申し訳なくて後で声を掛けたのですが、「私も昔してもらったから、これからは私がする番だからいいのよ」と言ってくれました。

本当は店員さんに入れてもらえるエコバッグではないのに、「入れるのは任せて!大変だからいいのよ〜」と言ってもらったことも。それに、地下鉄を待っている間はたくさんの視線を感じていたのですが、ベビーカーが段差で少し引っかかった瞬間に周りの方がとっさに動いてくださって、見守ってくれていると分かりました。

子育てをして改めて人の温かさを感じました。特定の人だけではなく、数えきれないくらいの方に良くしてもらっているので、みなさんに「あの時はありがとうございました!」と伝えたいです。

苦労した子育てですが、息子は8歳で双子の妹達も6歳になり、手が掛からなくなり、私もたいぶ落ち着きました。これからは私も少しずつ優しさを返していけたらなと思っています。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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