世帯年収が高いほど「ライフプランニング」の経験あり - 1,200万円以上の実施率は?

2024年5月19日(日)9時10分 マイナビニュース

400Fが運営する家計診断・相談サービス「オカネコ」は、「オカネコ ライフプランニングに関する調査」の結果を5月16日に発表した。調査は2024年4月27日〜29日の期間、オカネコのユーザー男女966人を対象に行われた。
はじめに、ライフプランニング(将来のライフイベントを考慮して資金計画を立てること)が何か知っているかを尋ねると、60.9%が「知っていた」と回答した。「知らない(アンケートで初めて知った)」と回答したのは39.1%だった。
さらに、世帯年収別で比較すると、「知っていた」と回答したのは世帯年収400万円未満では50.2%、400万円以上600万円未満では59.8%、600万円以上800万円未満では68.9%、800万円以上1,000万円未満では70.0%、1,000万円以上1,200万円未満では82.0%、1,200万円以上では86.6%となり、世帯年収が高い層ほどライフプランニングの認知率も高い傾向にあることが分かった。
一方で、これまでにライフプランニングを実施したことがあるか聞くと、「ある」と回答したのは27.5%だった。
世帯年収別に比較すると、実施したことがある方が世帯年収400万円未満17.2%、400万円以上600万円未満24.6%、600万円以上800万円未満32.4%、800万円以上1,000万円未満39.2%、1,000万円以上1,200万円未満では50.8%、1,200万円以上では46.3%という結果に。世帯年収が高い層ほどライフプランニングの実施割合が高い傾向にあることが明らかになった。
ライフプランニングを実施したことがあると回答した人に実施後の感想を聞いたところ、91.4%が「実施して良かった」と回答。
具体的な感想を聞いたところ、最も多かったのは「将来の見通しが立ち安心することができた」(64.2%)だった。次いで「家計改善につながった」(40.7%)、「教育費の準備や転職など、ライフイベントの意思決定をするうえで役に立った」(31.3%)が続いた。
また、ライフプランニングを実施したことがない人の64.2%は「実施したい」と回答。「必要性を感じていない」は35.8%だった。
彼らに実施しない理由を尋ねると、最多は「どこで/誰に相談したらよいか分からない」(48.6%)だった。次いで「やり方がわからない」(44.3%)、「実施する機会がなかった」(37.6%)、「相談/実施する時間がない」(27.8%)が続いた。
「実施する必要性を感じていない」と回答した人にその理由を聞いたところ、「ライフプランニングを実施しても状況は変わらないと思うから」が最も多く39.8%だった。次いで「自身のライフプランや家計について他人に伝えることに抵抗があるから」(32.3%)、「特に将来のお金に関して不安に思わないから」(23.5%)、「ライフプランニングとは何かよく分からないから」(20.7%)が続いた。

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