清掃会社を1時間で辞めた女性「"休む時は、他の人に連絡して穴埋めして"と全スタッフの個人情報を渡されました」

2021年5月20日(木)6時0分 キャリコネニュース

時として「引き際が肝心」といわれることがあるが、短期間で仕事を辞めてしまう人は、何をきっかけに見切りをつけているのだろうか。富山県の50代女性は「事務職として採用された時のこと。入社初日に『愛人につくか、愛人以外の人につくか』と聞かれ、5日で辞めた。いわゆる派閥闘争」という声を寄せている。新潟県の30代女性も、

「食品工場を5日で辞めたことがある。新人で教育も受けていないのに、レーンの最後方に配置された。取りこぼし厳禁の作業だったが、前にいるおばさん連中は取りもしない。そのくせ『新人が悪い』と罵って遊んでいた」

とコメント。引き続き、ほかのキャリコネニュース読者の声も見ていこう。(文:鹿賀大資)

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「会ったこともない人にどうやって連絡するの?」

千葉県の30代男性は、新卒採用で就いた営業職を2か月で退職した。その理由について「地方配属で、とても不便な場所だったから」と説明する。

「配属先について事前に電話確認していたが、詳細を伝えられたのは赴任の2週間前。『職場の近くにある社宅に住め』とのことだった。しかし社宅は、目の前に線路があるため揺れる。駅からも遠く、スーパーも同様。各種家電が間に合わないだけでなく、部屋はお湯が出ないし、風呂もなかった」

男性は「精神的に病んだ記憶しかない」と綴っているが、そう語るのも無理はない。

栃木県の40代女性は以前、清掃関係の会社を「1時間で辞めました」と明かす。出勤初日、会社からシフトをもらったはいいが、上司から「都合の悪い時は、他の人に自分で連絡して穴埋めするように」と言われたのだ。

「『会ったこともない人にどうやって連絡するの?』と疑問が浮かびました。すると直後に、全員のフルネーム&携帯番号&住んでいる地区が載っている用紙をわたされ、『個人情報が丸出しじゃん』と納得できずに帰りました」

帰り際、女性は「私の情報を消しといて」と言い残してきたそうだ。

「何個オニギリをさばけば、売り上げが出ると思ってるんだ」

都内の50代女性は、コンビニエンスストアを約1か月で退職した時のことを語る。退職の発端となったのは、客から両替を頼まれた一件だった。2人組の外国人客に「この1万円札(複数枚)を両替してほしい」と言われたが、女性は断った。しかし一緒に働いていた男性アルバイトがそれに応じてしまい、事態は急展開する。

「数時間後、レジ点検で1万円の不足が発覚。店長はなぜか私が『悪い』と言い張り、本部の人を呼び寄せた。そして本部の人は、私に『何個オニギリをさばけば、売り上げが出ると思ってるんだ』と糾弾。警察まで呼び始め、男性アルバイトはガクブル状態だった」

女性は「その日の私は一切レジを触っていない」と主張し、自身のせいにする理由を聞いた。すると本部の人は再び「僕たちの知らない何らかの方法で、レジ操作をしたかもしれないじゃないか!」と興奮。女性はもちろん、「その場にいた警察も呆れ白目状態だった」という。

女性は「次の日からバックれました」と書いている。

※キャリコネニュースでは引き続き仕事を即効で辞めた人のほか職場で起きた窃盗事件や共働き・片働きの不満などのアンケートを募集しています。

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