「え、66歳?」三度見すほどの若さを維持する美熟女が、30年以上前から続ける習慣

2024年5月20日(月)8時0分 週刊女性PRIME

中村英理さん

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 肌のお手入れに余念なく、SNSで最新の美容情報をキャッチし、「ホントにシニア世代?」と目を疑うほどの若々しさをキープする。「お金よりも手間をかけること」「健康という土台こそ大事」と語る美熟女に、日々のケア法を聞いた。

 クリニックの理事長を務める中村英理さんは66歳。豊かな毛量のツヤ髪にシワのない肌、スラリと伸びた手脚……思わず「え、66歳?」と二度見するほどの若さ! 美しさと健康を保つため、最も気遣っているのは“糖化”を避けることだという。

糖化しない身体づくりが若々しくいられる秘訣

「栄養について学ぶうちに、糖分をとりすぎると身体の中でコラーゲンを壊す『糖化』が起きることを知りました。そうなるとたるみやシワができやすくなり、老化を進めるそうです」(中村さん、以下同)

 日頃から糖分控えめの食事を心がけているため、体重増とも縁がないそう。

「30年以上前から、漢方の原料である『羅漢果』の種を煎じたものを飲んでいます。黒砂糖のような甘さがありますが、糖分もカロリーもゼロ。糖の吸収を抑えるため、アンチエイジングに欠かせない習慣ですね」

 そんな中村さんも30〜40代は病気や不調に悩まされた。

「子宮筋腫や子宮内膜症がひどかったのですが、ピクノジェノールという松樹皮エキスのサプリメントをとるようになると、ぐっと改善。

 それに感動してサプリメントアドバイザーの資格を取りました。更年期にホルモンバランスが崩れ、体調が優れなかったときにも、そのときどきでサプリに助けられました」

 目指しているのはマイペースに楽しく年を重ねること。

「サプリ開発の仕事や趣味などの生きがいを持ち、幸せに暮らすのがいちばん大事。若く見えるというのは目的ではなく、自由に楽しく生きる中の副産物だと思っています」



アラ還からやめたこと

◆ケミカルなものを取り入れない

「更年期に突然、今まで使っていたリップで唇が荒れてしまったんです。自分に合うものを探した結果、オーガニック製品は大丈夫とわかり、化粧品も徐々にオーガニックに替えました」

アラ還から始めたこと

◆美髪のために育毛剤スタート

アラ還から抜け毛が気になるようになり、自然派の育毛剤を使い始めたところ、シャンプー時の抜け毛が激減。「頭皮と顔はつながっていると聞き、頭皮マッサージも実践しています」



【30年以上飲み続けている「羅漢果」】

羅漢果の種を煎じた羅漢果茶には、腸から糖分を吸収しにくくする作用があるという。「砂糖代わりとして調理にも使います」



【ナイトケアの仕上げは美容オイル】

シワ予防のために保湿に力を入れており、60歳を過ぎてから美容オイルを使うように。インターブレインの「ラニュイドゥース」を愛用中



【スタイルキープにはヒールが必須!】

「実は、運動が大嫌い(笑)。特別な運動をしないかわりに、毎日ヒールを履いて背筋を伸ばして歩くようにしています」

中村英理さん●皮膚科医だった父の影響で美肌を追求。皮膚科クリニックを経営しながら、NR−サプリメントアドバイザーや野菜ソムリエの資格を取得し、セミナーの開催やサプリメントの開発を行う。50代からは読者モデルとして活動。@madameiri


取材・文/鈴木晶子

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