千駄木のパン屋といえば『大平製パン』。甘系から惣菜系までレトロで可愛い「絶品コッペパン」の魅力とは【谷根千さんぽ】

2024年5月21日(火)10時49分 食楽web


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●千駄木でパンを買うなら『大平(おおひら)製パン』へ。大人気のコッペパン専門店の味を堪能してみた。

 東京都文京区の千駄木(せんだぎ)は、谷中や根津と共に谷根千(やねせん)と呼ばれ親しまれおり、カフェが並び散策する人も多い人気のエリアです。


レトロ可愛い『大平製パン』

 今回訪れたのは、地下鉄千駄木駅から徒歩5分、不忍(しのばず)通りに面するコッペパン屋『大平製パン』。赤と白の日除けに緑の引き戸がかわいいレトロな雰囲気の店構えです。どこか懐かしく、おいしいコッペパンを買いに行ってきました。

コッペパンのラインナップの多さに嬉しい戸惑い!


ショーケースにはたくさんのコッペパンのサンドが並ぶ

 引き戸を開けて中に入ると、ショーケースにコッペパンがずらりと並んでいます。足元に見える丸いタイルも、レトロな雰囲気でかわいい。パンはショーケースに並んでいるものから選んでもよし、無いものは壁1面にズラリと並んだメニューから注文して作って貰うこともできます。


購入したコッペパンたち

 どれにしようか迷いますが、定番や季節限定の甘いもの、人気のしょっぱい惣菜系をいくつか買って食べ比べてみました。

プレーンはそのままでもおいしい「コッペパン」


「コッペパン」110円

 オーソドックスなコッペパンは、そのまま食べれば、ほのかに甘いパン本来の味を堪能できます。切れ目を入れて自分で好きな具を詰めるのもおすすめ。簡単に食べ切れる程の大きさです。

 コッペパンには真ん中に必ずパンを持った子どもの焼印が付けられています。気になって店員さんに伺ったら、オリジナルキャラクターなのだそう。かわいい。

外せない王道コッペ「ピーナツ」


「ピーナツ」200円

 甘い系は種類が豊富で悩ましい。ジャムもあんも捨てがたいですが、定番のピーナツを食べてみました。どこかで食べたことがあるような懐かしい味のするピーナツクリームがたっぷり詰まっています。

季節限定も見逃せない「クリームチーズさくらあん」


「クリームチーズさくらあん」270円 ※季節限定商品のため、ない場合があります

 季節折々の限定商品も大注目です。さくらあんのピンクとクリームチーズの白のコントラストが綺麗なコッペは、塩気の効いた香りの良いさくらあんにほっぺたが落ちそう。あんの甘みも控え目でこってり間はなく、パクパク食べられました。

ランチに食べたい惣菜系コッペ「ナポリタン」


「ナポリタン」300円

 シンプルなナポリタンにソーセージ。鮮やかなオレンジのパスタに食欲がそそられます。パンとナポリタンという炭水化物×炭水化物のギルティな組み合わせにお腹は大満足。他のコッペサンドも買ってランチにすれば、豪華な1食になります。

ソーセージに千切りキャベツの歯ごたえが楽しい「ホットドッグ」


「ホットドッグ」300円

 粗挽きソーセージに千切りキャベツとマヨネーズ。シンプルだけど、懐かしくて食べたくなる味。レタスではなく、キャベツの千切りというところもポイント。キャベツの千切りは、パンやソーセージを引き立ててくれるアクセントです。さらにマヨネーズがほのかな酸味をプラスして、全体の味をまとめてくれます。


入口の看板

 具の種類も多く、朝ごはんやランチ、おやつ時にお腹を満たしてくれるコッペパンたち。谷根千散策のお供にも最適。ご紹介した以外にも、焼き菓子や食パンもあるのでぜひお店でチェックしてくださいね。

 ちなみに、『大平製パン』には姉妹店が2店舗あります。根津の言問通りにサンドイッチの店『大平パン』、根津の路地裏に動物の創作パンがかわいい『ボンジュールモジョモジョ』があり、どちらも負けず劣らずの人気店です。大平製パンでも動物パンが1部並んでいることがありますよ。全てまわれば、コッペパン、サンドイッチ、動物パンとおいしいパンが勢揃い。谷根千パン巡りは、姉妹店巡りをしてみるのもいいかもしれません。

(撮影・文◎乃々)

●SHOP INFO

店名:大平製パン

住:東京都文京区千駄木2-44-1
営:平日9:00〜20:00、土日9:00〜19:00
休:月・火・第1日曜

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