ドン・キホーテの限界スイーツ「ドドンとプリン」が巨大すぎてヤバイ…! 逆さまにTRYしてみた結果 → 奇跡が2回起きた

2024年5月22日(水)13時0分 ロケットニュース24

子供の頃の夢の一つが「プリンをお腹いっぱい食べたい!」だった。プリンなら何個だろうと毎日食べられる。そんな根拠なき自信が当時の私(あひるねこ)にはあったが、今は全力で謝罪したい気持ちでいっぱいである。

ドン・キホーテで発見した『ドドンとプリン』を前にして、何個でも食べられるなんて口が裂けても言えないだろう。手に取った瞬間のズシッ……! という感覚で、すでに敗北を確信した。まさに限界スイーツ。

・ドンキの限界プリン
ユニークな独自商品を数多く生み出しているドン・キホーテ。本日の主役『ドドンとプリン』は、スイーツエッグという洋菓子・デザート専用の卵を使って、茶碗蒸しメーカーが作ったものらしい。

価格は税込322円となかなか高額だが、それもそのはず。

巨大(デカ)い……! 我々が知っているプリンとは見た目からして完全に別物だ。全長は約12cm。内容量は、まさかの460g。これは『Bigプッチンプリン』の約3倍の量である。鬼ヶ島に献上でもする気なのか?

もはや正攻法でカラメルソースに到達できる気がしないが、パッケージをよく見てみるとこんな一文が。

「さかさまにTRY♪」

マジか! このプリン、プッチンできるのか!! さっそくカップを裏返して皿に置いたところ、そこで私は衝撃的な光景を目にする。

バ、バカな……

ノーサポートプッチンだと……?

・無理ゲー
そう、プッチン用のつまみが付いていないのである。当然ちょっと振ったくらいでは出てこない。ドンキよ、これでよく「さかさまにTRY♪」とか言ってきたな。その「♪」は一体どういう感情なんだ。

どうやら自力でプッチンするしかないようだが、ネットで調べてみると、失敗してグチャグチャになってしまう人が続出している模様。これは心してかからねばなるまい……。

私が用意したのはこちらのマドラー。

カップに沿わせて奥まで差し込んだら……

くるっとゆっくり一周させる。

さあ、緊張の一瞬だ……

おっ

おお?

お……おお……

うおおおおおおおおおお!

立ったーーーーーー!!

プリンが立ったァァァァアアア!!

・奇跡
なんということでしょう。絶対崩れると思ったら、キレイに自立したではないか。その高層ビルのような立ち姿は、さながら港区のタワマン。港区女子ならぬ港区プリンである。

ぷるるん──

ただ、どうも時間が経つにつれ、少しずつ傾いている気がする。港区プリン倒壊の危機である。急いで食べなくては!

慎重に口に運ぶと……ほう、舌触りはツルッではなく少々ザラッとしている。レトロな喫茶店のプリンを思わせる固めの仕上がりで、市販の商品と比べるとさすがに卵の風味が濃厚だ。

カラメルと一緒に食べるとおいしさが倍増するので、難しいけどやはりプッチンした方が正解……

え!?

いや……ちょ

うわあああああああああああ!!

ぎゃあああああああああああ!!!!

・奇跡(2回目)
撮影していたらスローモーションで倒れ始め、皿の外に脳天からダイブするという海外の衝撃映像みたいな事態になってしまった。慌てて拾い集め、皿に戻すも時すでに遅し。

そこにはプリンとしての形を維持できなくなった、さっきまでプリンだったものが横たわっていた。そうか……みんなこうやって失敗しているのか。さっきの成功は奇跡だったのかもしれない。

しかし、形は崩れてもプリンはプリン! 妻と二人掛かりで最後までおいしく完食したのだった(ギリギリの戦いだったが)。こんなに大量のプリンを食べたのはおそらく人生初だろう。そう、ついに私は幼き日の夢を実現したのである。

・まとめ
『ドドンとプリン』を失敗せずにプッチンするには、スプーンではなくマドラーのような細長い棒を使うのが望ましいと思われる。カップの奥までしっかり差し込んで、ゆっくり1周させることが重要だ。本稿を参考に、ぜひ皆さんも奇跡を起こしてほしい。

執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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