無印良品で本格的なインドカレーが販売されているワケ……無印のカレーが種類豊富な理由とは?

2024年5月23日(木)21時45分 All About

衣服雑貨や食品、家具から家電までそろう日用品ブランド・無印良品。今回、寄せられたのが人気食品シリーズ「カレー」に関する質問です。無印良品店舗に務めていた、元社員が解説します。

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衣服雑貨や食品、家具から家電までそろう日用品ブランド・無印良品。今回、寄せられたのが人気食品「レトルトカレー」に関する質問です。
無印良品店舗に務めていた、元社員が解説します。
(今回の質問)
無印のカレーはなんであんなに種類豊富? 本格的なインドカレーが販売されている理由とは?
(回答)
商品開発ではその料理の本場まで出向くことの多い無印良品。現地で感じたおいしい感動を届けるべく、日々研究を重ねています。また、世界中から良いものを「探して、見つけ出す」姿勢で、日本の家庭的なカレーだけではなく、世界中に目を向けています。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。

無印良品が「本格的なインドカレー」戦略に振り切る理由


実は、商品開発ではその料理の本場まで出向くことが多い無印良品。現地で感じたおいしいという感動を届けるべく、日々研究を重ねているようです。
また、無印良品はこれまで食品だけでなくさまざまなジャンルで、世界中から良いものを「探し、見つけ出す」という姿勢で生活を見つめてきました。

だからこそ「無印良品」として日本国内の家庭的な料理だけではなく、世界中のおいしい料理に目を向けているのです。
これが、本格的なインドカレーを多く商品開発しているワケだといえるでしょう。

さらに、レトルトカレーを立派な料理として、生活者の目線で捉えているからこそのこだわりがあります。それが、できる限り本場の味に近づけることをゴールにするのではなく、現地で感じた「おいしい!」という感動をどうすれば伝えられるかという点です。
率直なおいしさを実現することが「無印良品」として目指すところであり、さらなる美味しさを求めてリニューアルも継続する熱意に繋がっているのかもしれませんね。

暑くなってきた今こそ食べたい“変わり種カレー”って?


さて、甘口なものから激辛のフレーバーまで、そして日本国内だけでなく世界各国を本場とする多くのカレーを手掛ける無印良品ですが、ちょっと変わったカレーも続々登場しています。
今回ご紹介するのが、暑くなってきた時期にもぴったりな「冷やして食べるカレー」です。

「冷やして食べるカレー」の特徴は、夏バテ時期にもうれしいさらっとした口当たり。
チキンジンジャーカレーは、ハーブの香りが豊かなココナッツソースのタイ風仕上げ。えびとトマトのカレーは、クミンやフェンネルなどのスパイスを使ったトマトソースとヨーグルトを合わせたインド風仕上げです。
筆者のおすすめは、そうめんのつけ汁として食べるアレンジ。マンネリしがちなそうめんメニューが怖くなりました。もちろん、温かいご飯にも冷やご飯にぶっかけしても美味しく食べられます!
夏らしい日がつづくこの季節、ぜひ無印良品のカレーを試してみてくださいね。
この記事の筆者:花輪えみ プロフィール
千葉県出身。都内の無印良品3店舗で勤務経験があり、うち1店舗では副店長を務める。勤務時は食品や生活雑貨を担当。良品計画退職後はライター/編集者として活動し、記名ライター歴8年目を迎える。女性向けサイト編集、兼業ライターを経て現在フリー。趣味は散歩。
(文:花輪 えみ)

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