第三次世界大戦、間もなく勃発か? 参院選どころじゃない、米露の潜水艦衝突発生でトランプとプーチンが戦闘モード突入!?

2019年7月9日(火)16時0分 tocana

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 選挙一色の日本のメディア。7月21日に投開票を迎える参議院選で自民党が議席を維持するのか、山本太郎氏率いるれいわ新選組は議席を取れるのか——テレビも新聞もそんな話で持ち切りだが、日本の選挙のことなどお構いなしに世界情勢は動いている。


■謎の潜水艦がアラスカ沖で……!


 日本のメディアはほとんど報じていないが、米・ニューヨークタイムズ紙(7月2日付)によると、7月1日午後、アラスカ沖にて深海調査中のロシア軍潜水艦で火災が発生し、14名が死亡する事故が発生した。同艦は緊急浮上後にセベロモルスク基地へと帰還している。ロシア政府は原因を明らかにしていないが、英・サン紙などはガス爆発が起きた可能性を指摘する。


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 しかし今、この事故に関する不穏なウワサが軍事情報筋で流れている。実は米軍とロシア軍の戦闘があったのではないか、というのだ。事故を起こしたロシャリク(AS-12)型潜水艦は、西側諸国がいまだ正体をつかめずにいる特殊工作船で、密かに海中ケーブルの切断や施設の破壊を行っているとの指摘もある。ロシア政府によると、このロシャリスクは科学調査船であり、自国海域内での海底資源探査の最中に起きた事故としているが、スパイ専用潜水艦に資源探査の機能などない。


 潜水艦は敵側の索敵能力を探るために「タッピング」という手法を用いる。敵の海域のどこまでならば入り込んでもバレないか、探るわけだ。実はロシャリクは、アラスカ沖でアメリカ相手にタッピングを行っていたらしい。その行動に気づいた米軍の潜水艦は、警告のためにピン(探針音)を打った。潜水艦は音響ソナーによって外部の様子を知るため、ピンを発信することは「相手を発見した」というサインになる。逆にピンを打たれた側は大きな探針音が聞こえるので、発見されたとわかる。


 通常、ピンを打たれた潜水艦はその領域から離脱する。戦争中でもない限り、隠密行動が目的の潜水艦が敵に発見されたら、そこでゲームオーバーだ。ところが今回、ロシャリクの護衛についていた小型潜水艦が反撃したと噂になっている。


■水面下で米露の緊張が極限状態に到達か!?


 イスラエルのニュースサイト「DEBKAfile」がこの噂を報じているが、それによると護衛の潜水艦は装備されたバルカン砲で米潜水艦を射撃、2000発の弾丸を撃ったという(水中用のバルカン砲がどういう兵器なのかは子細不明)。対してアメリカの潜水艦が反撃すると、被弾したロシャリクは浮上して逃げ帰った。この小規模な軍事衝突が、ただの事故では終わりそうにないのだ。


 7月1日夜、ホワイトハウスとクレムリンで緊急会議が行われたという。クレムリンではプーチン大統領のもとに国防大臣らの閣僚が招集され、一方の米ではニューハンプシャー州での講演会に向かっていたペンス副大統領がトランプ大統領に呼び戻され、そのままホワイトハウスにUターンするという異常事態となった。


 単なる潜水艦の事故で、副大統領が地元での講演会をキャンセルしてホワイトハウスに戻るとは考え難く、深刻な事態と考えるのが自然だろう。文字通りの水面下で、戦争の引き金になるかもしれない状況が進展しているのだ。サラエボ事件(1914年)が第一次世界大戦の引き金となったように、今回の事件が第三次世界大戦を引き起こす可能性もある。


 現在、世界情勢は第二次世界大戦直前や冷戦時代のような大国の対立が鮮明になっている。覇権をかけて、欧米 V.S. 中露そしてイランが争う構図が現実化しつつあり、もし明日、戦争が始まったら日本はどうやって生き残ればよいのか? 平和ボケしている場合ではないのだ。


(文=久野友萬)


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