死を予知する”神秘の猫”オスカー、介護施設で100人以上の入居者の最期を看取る

2024年5月22日(水)23時0分 tocana

 療養型高齢者施設に引き取られた一匹の猫が、入居者が最期を迎えるタイミングを予知し、100人を超える入居者の死を見守ったという。


 匿名掲示板サイトRedditのあるユーザーによると、オスカーという名の猫が高齢者施設に引き取られた際、施設側も想定していなかった行動を起こしたようだ。


これは、老人ホームに引き取られた猫のオスカーです。この猫は、100 人以上の入居者が最期を迎えたと感じたときに一緒に時間を過ごすことで、その死を正確に予測しました (詳細はコメントで) by
u /Jjokes11 ininterestingasfuck


 このユーザーは「入居者に死が近づいていると感知すると、オスカーがその入居者の最期を看取るように傍らにいた。結果的に100人以上の入居者の死を予知していた」と語った。


 オスカーの行動に、ネットユーザーからは「最期の時に心の癒しを与えてくれた」と感心の声が上がっている。


 さらに別のユーザーは次のように書き込んだ。


「オスカーはアメリカ合衆国ロードアイランド州プロヴィデンスにあるスティア・ハウス高齢者療養施設に引き取られた。最初は療養猫として飼われていたが、施設側が気付くと、オスカーは入居者にあまり興味を示さず、ひとり静かにしていることが多かった。ところが、ある日、ひとりの入居者に強い愛着を示し始めた。するとその入居者が数日後に亡くなった。施設の職員は、オスカーが何らかの理由で入居者の最期が近いと感知し、その際にだけ入居者の側に寄り添うのだと気付いた。ある時、職員が特定の高齢者に死が迫っていると判断し、オスカーを側に置いてみたが、オスカーは別の健康そうな高齢者の側に行ってしまった。すると、その健康に見えた高齢者が数日後に亡くなったのだ。生涯を通してオスカーは100人以上の入居者の死を正確に予知し、その最期を優しく見守った。オスカーは2022年2月22日、17歳で亡くなった」


 このような動物の不思議な力に、ほかのユーザーからも体験談が寄せられている。


「昔、介護施設で働いていた時のことだ。100歳の入居者の最期が近づいていた。施設の猫ルーイが、その入居者の部屋で時間を過ごし始めた。入居者の娘は猫の存在が母の死を意味すると気付き、猫を追い出せと要求してきたが、結局猫の予知は的中した」


「動物が人の病気を嗅ぎ分けられるのは、体内で分泌される化学物質の違いを感知しているからだろう。がん患者でさえ、犬はある程度分かるらしい」


「最期を愛猫に看取られるなんて、それほど悪くはない」「死は誰にでも訪れる。オスカーに導かれて来世に旅立てるなら、私は嬉しい」と肯定的な声も上がった。


 やはり猫や犬には人間にはない特別な力があるのだろうか。いずれにしろ最期の時を愛するペットと過ごせるのなら、それは悪くないのかもしれない。


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