塩ラーメンなのにスープが黒い⁉ 「海の厄介者」活用したご当地グルメが宮城で誕生

2022年5月24日(火)6時0分 Jタウンネット

[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2022年5月12日のコーナーで、宮城県七ヶ浜町で開発された、食用では市場に出回らない「ある魚介類」を活用したご当地ラーメンを紹介していました。

その魚介類とは、「海の厄介者」ともいわれている「イワガニ」です。

地元漁協と仙台の人気ラーメン店「だし廊」が協力し、商品を開発。12日午後、宮城県漁業協同組合七ヶ浜支所に集まった町内の関係者たちに新作ラーメンがお披露目されました。

特徴は「黒みがかったスープ」。一見、醤油味のようにも見えますが、実は「塩ラーメン」なんです。

だし廊の原田社長によると、イワガニの出汁が黒みがかっていることが、スープの色に影響しているとのこと。出汁に塩を加えて整え、イワカニの出汁を楽しめるスープとなっているそうです。

口いっぱいにカニの旨味が広がる一杯。漁業資源有効利用につながることから、SDGsの観点でも期待されています。

スープが黒いことから「七ヶ浜ブラック」と名付けられたこのラーメンは、袋麺として販売され、今月21日から、漁協や、環境協会、さらにインターネットでも購入可能。

黒い塩ラーメンがどんな味か、食べてみたいですね。

(ライター:rin.)

Jタウンネット

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