86歳おじいちゃんが風俗に無料招待されるも3P直前に逝く! 前日にステーキを喉につまらせ…

2023年5月23日(火)11時30分 tocana

“お楽しみ券”をゲットしてウキウキのおじいちゃんがお楽しみの直前にぽっくり逝ってしまったというお気の毒なストーリーが再び注目を集めている——。


“人生最高の日”を迎える時がついに来た

 かつてコメディアンのハワード・スターンがDJをつとめていたアメリカのラジオ番組「Get My Grandfather Laid」では、番組内コンペに参加して賞に輝いた素人のおじいちゃんに賞品として“お楽しみ券”を授与していた。その“お楽しみ券(Good Time Pass)”とは、ネバダ州の風俗店で風俗嬢2人と3Pができるパスなのだ。


 イリノイ州で長年農業に携わってきたジョニー・オリスさん(86歳)は、孫の応募によってこの番組に参加し、見事に賞を獲得して“お楽しみ券”をゲットした。


 ネバダ州はアメリカで唯一、売春が合法となっている州で、この“お楽しみ券”は同州の風俗店「ムーンライト・バニー・ランチ」の提供によるものである。


 授与されたオリスさんは「私の人生にエネルギーを取り戻してくれました」と大いに喜び、“お楽しみ券”を使う日を楽しみにしてネバダ州への旅をさっそく計画したのである。


 そしてオリスさんは同年12月12日に期待に胸を膨らませてネバダ州へと向かった。現地で1泊した後、翌日の朝にお店で“お楽しみ券”を利用する予定であった。


 実はオリスさんは受賞後、お店の風俗嬢で“お楽しみ券”のお相手の1人であるカレッサ・キセスさん(28歳)にメールで連絡を取り、交流を重ねるようになっていたのだった。


 同日の午後、オリスさんは孫のエド・オリスさんと共にお店に立ち寄って店長のデニス・ホフ氏に会った。その時にオリスさんは「明日は人生で最高の日だ! カレッサ・キセスさんに会えるのが待ちきれない」と話したという。その後に店長はキセスさんに連絡して、明日は朝9時前に来るように伝えたのだった。こうしてオリスさんにとって“人生最高の日”を迎える準備は万端に整ったのである。


ステーキを喉に詰まらせて急逝

“人生最高の日”を明日に控えて、スタミナをつけようと目論んだのか、オリスさんはプライムリブステーキを食べて“前祝い”をすることにしたのだった。


 こうしてネバダ州の人気レストラン「ハーベイズ」を訪れたオリスさん一行だったのだが、なんとそこで予想もしていなかった悲劇が起きることになる。


 注文したプライムリブステーキがテーブルに運ばれ、久しぶりのステーキにナイフを入れてさっそく口にしたオリスさんだったが、肉を二口食べたところで喉を詰まらせてしまったのだ。


 様子がおかしいオリスさんに気づいた孫のエドさんは何とか肉を吐き出させようと「ハイムリック法」を何度も試みたという。それでもオリスさんの苦悶が続き、救急車で病院に運ばれている最中にも心肺蘇生法が施されたが、到着したバートン記念病院で残念ながら死亡が確認されたのだった。


 すでに高齢のオリスさんだったが、最近はアゴの筋肉がめっきり弱くなっていたということだ。“前祝い”とはいえ、ステーキは避けておくべきだったのかもしれない。


 気になる話としては“お楽しみ券”は後日、孫のエドさんがお店で利用したということである。


 さらに前出の店長、ホフ氏によるとオリスさんはキセスさんに渡すチップとしてなんと1万ドル(約130万円)を持参していたという。「その1万ドルがどうなったのか分かりません」とホフ氏は米紙「USA Today」語っている。


 ともあれオリスさんは“人生最高の日”を体験することなく、その直前に他界してしまうという残念過ぎる結末を迎えてしまった。お楽しみが待っているからといって、いつもと違ったことをしてはならないということなのだろうか……。



参考:「Daily Star」「USA Today」ほか

tocana

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