私は涙を利用して、男を支配していた【トイアンナのしくじり恋愛】

5月25日(金)11時0分 ハウコレ



こんにちは、トイアンナです。女の子の武器といえば、涙が出てくると思います。しくしく泣きだす女の子、あわててなだめようとする彼氏・・・・・・美しい光景でしょうか? 私にはそう思えません。だって、涙こそ女性が「私ってかわいそうでしょ? だから言うことを聞いてよ!」と男へふるう暴力だからです。


■殴るだけが暴力じゃない

男性が「とにかく俺の言うことを聞け」と思ったとき、一番簡単な手段は暴力です。ほとんどの女性は男性より力が弱いから、殴られれば言うことを聞くしかありません。ですがいまどき、暴力を振るおうものなら世間から冷たい目で見られるどころか逮捕一直線。いまの時代に生まれたらよほどの事情がないかぎり、女性へ手を上げる男性を目にしたこともないでしょう。


殴ることが禁止された代わりに、器の小さい男は暴言を吐くようになったり、彼女の携帯を見るようになったりとよく言えばスマート、悪く言えば陰湿な手段を取るようになりました。


でもそれって、器の小さい女性もやりますよね? 殴る、蹴るといった暴力がなくなったとき、器の小さな男女が取る行動は似てきたのです。ところが、女性にだけは特殊な武器が残されていました。涙です。


■その涙は「自分がかわいそう」以上の意味を持っていた

アラサーとなったいまでも、女性が泣く現場は目にすることがあります。職場で上司に叱責されて、あるいはできない自分のくやしさに。けれど職場でわんわん泣いたら、最初こそ同情してもらえても「あの人はすぐ泣いてなんとかしようとするから」とあきれられてしまうはず。涙という暴力で、仕事は回せないのです。


泣くのをやめろなんて言いません。ただ、仕事場では隠れて泣くのが大人のふるまいでしょう。男性だって、怒りをボクシングジムで発散する分には無問題。暴力を適切に使えるならいいんです


なーんて、カッコよく言いきってみたけれど、これが恋愛関係になると崩れてしまっていたんです、私も。 


■恋人へ泣くことで、彼を動かそうとしていた

20代前半のころ、私は婚約破棄をしました。相手の浮気を見つけて、同棲していたマンションが修羅場となったのです。そのとき私は「一生分泣いた」と思えるくらい毎日号泣していました。朝起きてはメソメソし、恋人と鉢合わせしては泣きわめき・・・・・・一日中べそをかいていたので、あのまま同じマンションに住んでいたら柱でシイタケでも栽培できたでしょう。


「どうせ私には消えてほしいと思ってるんでしょ」
「一生許さない」
「やっぱり私が悪かったかもしれない」
と、言っていることも支離滅裂。当時の私はただのぶっ壊れたメンヘラでした。


浮気した彼は悪い。けれど涙、涙の日々が半年も続いたころ、彼は浮気相手の女性を選びました。そのとき気づかされたのです。私が彼を思い通りに動かしたくて、涙を使っていたことに。


私は家で毎日泣くことで、彼に「俺が悪かった、もう二度と浮気なんかしない、だから泣かないで」と言ってほしかったんです。本当にそう言ってほしいなら、冷静に向かい合って話し合えばよかった。けれど私は安易に涙で彼をどうにかしようとし、結果的に彼を失ったのでした。


たとえ相手が悪くても、涙で相手をコントロールはできません。むしろドン引きされて、縁を切られるのがオチです。だから私の屍を、みんな超えていって。冷静な話し合いの先にしか、素敵な関係はないということを。たとえ相手が悪くてもぶん殴ってはいけないように、涙で支配してはいけないのだと。(トイアンナ/ライター)


(ハウコレ編集部)


ハウコレ

「恋愛」をもっと詳しく

「恋愛」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ