川口春奈、ミステリアスヒロインに! 池井戸潤×中村倫也「ハヤブサ消防団」

2023年5月26日(金)5時0分 シネマカフェ

「ハヤブサ消防団」

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池井戸潤の新機軸ホラーミステリーを、中村倫也主演で映像化する、テレビ朝日・新木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」。この度本作に、川口春奈が物語の鍵を握るヒロインとして出演することが分かった。

本作は、山間の小さな集落を舞台に描く戦慄のホラーミステリー。スランプ気味の作家・三馬太郎(中村さん)が亡き父の故郷、“ハヤブサ地区”に移住するところから幕を開ける。都会のストレスから解放され、穏やかな生活をスタートしたはずの太郎だったが、地元の消防団に加入したのを機に、連続放火騒動に巻き込まれ、怪事件にも遭遇。真相を追ううち、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に突き当たる——。

『極主夫道 ザ・シネマ』でのコメディエンヌぶりや、主演ドラマ「silent」が社会現象化するなど、昨年も大きな輝きを放った川口さん。池井戸作品初出演となる今作で演じるのは、太郎と同様、東京からハヤブサ地区に移り住んだ映像ディレクター・立木彩。太郎にとって気になる存在になるが、実は彼女には、集落の闇につながる衝撃の過去が。太郎の心、そしてストーリーを静かにかき乱していく“疑惑のヒロイン”となっている。

「脚本を読んでいるだけで面白いので、映像としてどんな世界観を描き出していけるのか、楽しみにしています」と期待を寄せた川口さんは、立木彩というキャラクターについて「謎のベールに包まれたミステリアスな女性で、物語の鍵を握るキーパーソンでもあります。回を追うごとに彩自身の過去も描かれていきますが、なぜ彼女がハヤブサに来たのか、パーソナルな部分が明かされていく過程を私自身、すごく興味深く見つめています」とコメント。

中村さんとは、「ヤンキー君とメガネちゃん」(’10)以来、13年ぶりの共演となるが、「以前、共演させていただいたとき、私はまだ15歳でした。学園ドラマだったので現場はわちゃわちゃしていましたが、中村さんはちょっと年上のお兄さんで、当時から“大人の俳優さんだなぁ”という印象を持っていました。掴めそうで掴めないミステリアスな魅力を持つ素晴らしい役者さんだと思いますので、今回がっつりお芝居させていただくのが、とても楽しみです」と話し、中村さんも「いまや押しも押されもせぬ女優さんとして多方面で大活躍されているので、今回、久々にご一緒できるのを楽しみにしています。川口さんには人に対して構えたりしない印象があり、僕自身もラフなタイプの人間なので、いい意味でムダな緊張感のない楽しい現場になったらいいなと思っています。その上でやるべきことを一緒に積み上げていきたいですね」と語っている。

「ハヤブサ消防団」は7月、毎週木曜日21時〜テレビ朝日にて放送予定。

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