幼稚園や保育園のクラス名に込められた思い...石川県内の園に聞いたらいい話が聞けました

2018年5月26日(土)7時46分 Jタウンネット

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2018年5月15日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、幼稚園、保育園のクラス名についての話題がありました。


くだもの、動物、花などさまざまな名前のクラスがありますが、みなさんは何組だったか覚えていますか?


それぞれの園の理由や思いがいっぱい


番組が石川県内にある50の幼稚園や保育園にクラスの名前について質問したところ、一番多かったのが花の名前で36、続いて動物が15、くだものが9という結果でした。


そのほかは、木の名前や色の名前、自然にあるものなどのクラス名がありました。


金沢市にある「木の花幼稚園」では、「うめ」、「もも」、「さくら」、「あんず」、「まつ」などの木にちなんだクラス名にしています。


園名の「木の花」は、梅などのことを指します。1905年(明治38年)に元加賀藩の家老だった長家の方が設立しました。前田家の家紋にちなんで園のマークも梅です。


また、園内にはクラス名になっているすべての木が植えてあり、生きた教材として子どもたちが自然とのふれあいでいろいろなことを吸収できるようにとの思いも込められています。


同じく金沢市の桜木幼稚園は、礼拝堂もあるキリスト教の幼稚園です。クラス名には花の名前をつけています。クラス名の一つである「ゆり」。その中でも特に白ゆりはキリスト教を象徴する花として聖書にも書かれています。未満児クラスの名前は「つぼみちゃん」と「ひつじちゃん」。これは、まだ花になる前にどんなキレイな花になるかという思いを込めているのと、イエスキリストは己を羊飼いと言ったことから、どんなに小さく弱い子どもであってもキリストが守ってくれるという意味が込められています。


別の幼稚園では、英語教育を取り入れるべく、英語のクラス名があったり、園児の成長を願い「1番星」「2番星」「3番星」というクラス名があったりしました。何気なく聞いていたクラス名にも、園の思いがいっぱい詰まったものだったのですね。(ライター:りえ160)

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