女性に嫌われる"ケチ"のレベル 「50円多く出してドヤ顔」「自分が多く飲んだ時でも割り勘」

2018年5月27日(日)10時0分 キャリコネニュース

「女性は奢られて当然」のようなバブル的価値観が死んだ今、女性の前でも無理に見栄を張らない堅実な男性はむしろ好まれる。いつのまにかスタンダードになった割り勘や節約デートを女性たちが受け入れてくれることも多く、そういう意味では懐事情の厳しい人たちにとっても恋愛しやすい時代になったといえそうだ。

ただ、そうはいっても限度があり、あまりのケチっぷりに「この人はナイわ」と感じてしまう瞬間もある。先日のガールズちゃんねるのトピック「あなたが出会ったケチくさい男」にわんさか集まったのは、ケチがイキ過ぎて女性から引かれてしまった男性たちのエピソード。元カレが缶コーヒーを薄めて飲んでいたのが嫌だったというトピ主は「堅実なのは良いことですが、ケチな男性って嫌じゃないですか?」と共感の声を求めている。(文:みゆくらけん)

「自分が全部払うと女性が気にしちゃうからあえて割り勘」もウザい

集まったコメントを見ていくと、「割り勘」自体はアリだがその時の様子にゲンナリしたというパターンは多い。たとえば「私が1杯、自分が3杯飲んだ時でも割り勘」のコメントのように、納得がいかない割り勘を平然と求められた場合。また、「1円単位で割り勘」も不評だ。他に「ほんの少し多く出しただけなのにドヤ感を出す」というのも嫌がられるようで、

「細かいお金がなくて、50円多く出してもらったら『女の子はお金かかると思うし、全然いいよいいよ!オレが多く出すよ』ってドヤ顔」

などというコメントは多く出ていた。「○○円でいいよ」はつい言ってしまいがちなセリフだが、せめてもう少し多めに出した時に使ってもらいたい表現なのだろう。さらに、「自分が全部払うと女性が気にしちゃうからあえて割り勘」なのだとアピールしてくる「ケチを正当化する男」が嫌だというコメントも多い。

「クーポン出す人=ケチではない」という声も

また、

「男を立てろ、男の3歩後ろを歩け、女なんだから家事も身だしなみもきちんとしろ!と言うくせにデート時にケチな男は、昭和の男尊女卑と平成の男女平等とのクソみたいなハイブリッド」

とある人がコメントすると、これに共感する「いたいた、昭和と平成の(男にとって)いいとこ取りみたいな人!『今時、割り勘や共働きは当たり前』と言うわりに『家事育児は女の人の仕事でしょ?男は働いてるのにそこまでできないでしょ』って…」との声が。これはもう男女お互いに気を付けないといけないポイントだが、確かに自分の性別にとって都合が良い昭和と平成の価値観をミックスさせているダブルスタンダードな人は多いかもしれない。

まとめて考えると、要は割り勘は問題ないが、スケベ根性(この場合必要以上の利益を得ようとする欲)を出されたり、器の小ささを見せつけられたりすることが「萎え」につながるということだ。

クーポンに関しても「クーポン出す人=ケチではない」という声がある一方で、「このクーポン俺が見つけたから?とやたら恩着せがましいのはうざい」という声も。「クーポンを使う俺」を必要以上に恥じることはないが、「俺のおかげで安くしてやった」というスタンスは寒々しいということだ。

「ケチな人」というと、筆者が個人的に嫌なのが精神的ケチというか、エネルギーをケチる人だ。コメントの中には「ケチな男は愛情もケチる」というものがあったが、そこに「労力もケチる」というのを付け加えたい。

ちなみに、どういったお金の使い方をしている人が理想かについては「普段自分の生活費は倹約してるけど、交際費はケチらない人が最高」という声が。確かに納得。


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