株主優待で超オシャレな箱が届いた! ワクワクして開封したら...意外すぎる中身に「変化球が過ぎる」

2020年5月27日(水)6時0分 Jタウンネット


株式投資の醍醐味のひとつ、「株主優待」。

配当金はもちろんだが、優待品も同じくらい楽しみにしている、という人もいるのではないだろうか。

送られてくるのは金券や自社製品など様々で、ツイッターユーザーのnaoko(@naokosandesu)さんのもとには、こんな優待品が届いたという。

こちらは、naokoさんが2020年5月22日に投稿した優待品の写真。プレゼントのイラストが描かれた、シックなデザインのパッケージだ。まるで海外の児童書のような雰囲気がある。ちなみに、側面はこんな感じ。

図書館の棚に並んでいても何の違和感もないデザインだが、実はこれは書籍ではなく、本の形をした箱。この中に、装丁とのギャップに思わず笑ってしまうような優待品が入っていたのだという。

中身はいったい何だったのだろう?皆さんも予想してみてほしい。

「まさかのそうめんだった件」

オシャレでエレガントな箱を受け取ったnaokoさん。何か洋風のものが出てくるのではないか、と想像して箱を開封した彼女の目に入ってきたのは、思いもよらぬ品だった。

箱に入っていたのは力強い字で「手延素麺」と書かれた商品説明の用紙と、そうめんの束。あまりの意外性に、 naokoさんは思わず笑ってしまったそうだ。

改めてパッケージを見てみると、

「SHAREHOLDER BENEFIT
SHIMABARA SOMEN」

つまり、「株主優待 島原そうめん」と表紙にも背表紙にも金色の文字で書かれていたが、「SOMEN」と「そうめん」はすぐには結びつかなかったようだ。

すぐそばに英単語が書かれているせいかもしれないが、「SOMEN」はかなり英語っぽい。SOもMENもよくみる単語だし...。

naokoさんのツイートを見た人たちも、

「変化球が過ぎる」
「究極の和洋折衷」
「パッケージが素敵で中身は実用的!これからの季節にもってこい!」

と、パッケージと中身のギャップに驚いていた。

そうめんを食べた後も箱を使ってもらえるように

いったいなぜ、そうめんはオシャレでエレガントな箱に入って届いたのだろう。

Jタウンネット編集部は26日、naokoさんに島原そうめんを進呈したドウシシャ(大阪市中央区)を電話取材した。

優待品を担当するギフト事業部の担当者によると、同社では十数年前から優待品としてそうめんを送付していた。優待品を送付するのは毎年5月20日ごろなので、これからの季節に食べる機会が多くなるそうめんを選んだという。書籍型の箱に入れるようになったのはここ2、3年だそう。

「以前はお中元で送るような、木箱に入れてお送りしていたんですが、せっかく株主さんに送るなら、アフターユースじゃないですけど、食べ終わった後も使ってもらえたら、と思ってこの形にしました」

と担当者。100株以上1000株未満の株主と、1000株以上の株主では、そうめんの量に違いはあるが、パッケージは同じものを使っているそうだ。

洋書風の箱は受け取った株主にも好評のようで、昨年はインスタグラムで「おしゃれ」とコメントされているのも見たという。しかし、今回ツイッターで話題になっていることは知らなかったとのことで、驚いているようだった。


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