キュウリやトマトでシワを改善できる? “ずっとキレイに”を守る7つのヒント

5月27日(日)22時0分 週刊女性PRIME

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 巷にあふれ返った“健康常識”はウソ? ホント? 女にとっての永遠のテーマ「美」にまつわる都市伝説を、2人の専門家がQ&A形式でわかりやすく解説します。

■半身浴は健康によくてきれいになる?



「それはウソ。元気な人がやるぶんには、まだいいけれど、疲れているときは風邪をひくだけです」

 と、医学ジャーナリストの植田美津恵先生。湯船に全身浸かると水圧で血管が圧迫され、心臓に戻る血液の量が増えるため血流がよくなる。だが半身浴では、効果が半減してしまうという。

「免疫力が弱まっているお年寄りには、特にオススメしません。熱めのお湯で半身浴をするより、ぬるま湯に全身でゆっくり浸かるほうが健康に断然いいです」

 入浴には血流をよくするだけでなく、毛穴を開いて皮膚をきれいにする効果もある。これも、半身浴では半分程度しか得られないそう。なんだかがっかり……。

■クレンジングは石けん洗顔より肌に悪い?



 クレンジングは肌に負担がかかる! と嘆く人もいれば、石けんだけでは落とせない! と言う人もいて。実際、どうなの? 皮膚科専門医の小川徹先生によると、

「これはホント。というのも皮膚科医の立場からすると、“肌にやさしいクレンジング”は基本的にありません」

 重要なのは、自分の肌質に合っているかどうか。一般的に、クレンジングを使ってメイクを短時間で落としたほうが肌への負担は小さい。つまり敏感肌なら、石けんをクレンジングがわりに使うのは避けたほうがベター。

 ただし、界面活性剤のラウリル硫酸ナトリウムや、石油から作られた鉱物油を含むクレンジングは、肌が弱い人には刺激が強いおそれがある。

「脱脂力などをチェックして、自分に合ったクレンジングを選ぶことが重要です」



■愛煙家や太りすぎは白髪ができる?



「ホント。韓国・ソウル国立大学などの研究チームの報告では、30歳未満の約6000人の男性を調べたところ、太りすぎは白髪の発生と関連があったとしています」(小川先生、以下同)

 太りすぎとは、肥満度を表す基準のBMI(体格指数)が25以上の人のこと。

「またこの論文では、5年以上の喫煙歴がある人も毛髪の色素が抜けやすい、つまり白髪が生えやすいとか。メカニズムは不明です」

 ワカメを食べると効果的って、よく聞くけれど?

「海藻類の摂取量と白髪の関係は、はっきりしていません。髪の毛の色調はメラニン色素によるもので、これが何らかの原因で作られなくなると、白髪になるわけです。

 一般的には35歳前後から白髪がみられるようになり、肥満や喫煙のほか、年齢や遺伝、ストレスの影響も指摘されています」

■キュウリやトマトでシワを改善できる?



「ホントです。キュウリは豊富なアスコルビン酸を含むことから、シワ改善のための化粧品の材料になりうる。インドの研究では、キュウリにはシワを改善する可能性があると指摘しています」(小川先生、以下同)

 キュウリさえ塗りつけておけば、お高い美容液はもう必要なし!?

「化粧品材料としての研究報告ですから、キュウリを肌に直接塗ることはオススメしません。シワを防ぐには日常的な対策が重要。日焼け止めは必須です」

 このほかにも、シワを防ぐ食べ物があるとか。

「トマトペーストには、光による皮膚の損傷から守る効果が。リコピンという抗酸化物質が豊富に含まれているため、体内に取り入れると、紫外線による皮膚へのダメージを改善できるとする研究報告もあります」

■私が太っているのは周りにもおデブが多いから!?



「これはホント。家族や親しい友人などの食生活が影響しますから、太っている人と一緒にいると、太ります」(植田先生、以下同)

 アメリカの南カリフォルニア大学の調査では、肥満の人が多い地域に配属された軍人とその家族は、肥満になりやすい傾向があったという。周りにおデブが多いと、つられておデブになってしまうのだ! 

 これは肥満につながる食生活や運動習慣、体形について、寛容な社会になりやすいためと考えられている。

「日本人は糖尿病になりやすい傾向があるので、肥満だけでなく、その陰に隠れた病気にも注意しましょう。西洋型の食事になってから歴史が浅く、たくさん食べると遺伝子がビックリして、病気になってしまうのです」



■仕事に家庭に…悩み多き人ほど太りやすい?



 悩みがあると、食欲がなくなりそうなものだけど?

「ホントです。不安が多いと太るという研究報告があります」(植田先生、以下同)

 ペルーの応用化学大学の研究によると、平均年齢49・7歳の女性を対象にした調査で、ウエストが太いグループは不安を抱えている可能性が全般に高かった。特に最もウエストが太いグループで、不安の兆候を示す傾向がより高かったという。

 神経の保護作用がある女性ホルモン・エストロゲンが低下して不安が増すのでは、と研究者は語っている。

「更年期から閉経にかけてエストロゲンが減少するミドル世代は、代謝が悪くなって、ただでさえ太りやすくなる時期。悩みや不安はなるべく解消しておいたほうがよさそうです」

■ダイエット中は腹八分目がベスト?



「それはウソ。腹八分目を心がけるだけではやせません。何を食べるかが問題。ジャンクフードばかり腹八分目に食べても、意味がないということです」

 と植田先生。控えめに食べることよりも健康的な食品を選択するほうが、結果的に摂取カロリーが低くなり減量に役立つと、米ペンシルベニア州立大の研究で明らかに。

 健康的な食事のトレーニングを受けたグループは、同じ量を食べても、そうでないグループと比べて総摂取カロリーが少なかったという。

 また、ガーリックブレッドなど高カロリーな食品で食べる量を抑えても、空腹を感じて逆効果だったとか。

「質のいいものを選んで少しずつ食べるのが◎。健康的な食品を選ぶ習慣をつけるといいですね」


〈お話を伺ったのはこの2人〉

植田美津恵先生

医学博士、医学ジャーナリスト。愛知医科大学客員教授、東京通信大学准教授。各大学にて教壇に立つほか、医学番組の監修、テレビコメンテーター、講演活動を行う。近著に『忍者ダイエット』(サンドランチ)

小川 徹先生

皮膚科専門医。早稲田大学招聘研究員。元慶應義塾大学研究員。米カリフォルニア大学ロサンゼルス校、英ロンドン大学セントトーマス病院などで国際的に活躍中。医学博士のほかMBA、公共政策の修士号を持つ

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