埼玉県と神奈川県で「はしか」外出先で接触の疑い

5月28日(火)13時15分 リセマム

埼玉県内の麻しんの発生状況について

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埼玉県は2019年5月27日、急増している麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起を行った。5月24日と25日に朝霞保健所管内で発生した麻しん患者2名が、感染可能期間に利用した商業施設の情報もWebサイトに公開。また、神奈川県内でも5月21日に麻しん患者が発生している。

 埼玉県では4月以降、麻しん患者が急増。2019年5月25日の時点で、2018年の県内における麻しん患者数16名を超える21名となっており、注意を促している。また、5月24日と25日に朝霞保健所管内で発生した麻しん患者2名が、周囲への感染の恐れがある期間に商業施設を利用していたことが判明。感染可能期間に不特定多数の人と接触機会があったため、患者が利用した時間帯と商業施設の情報を公開している。

 患者2名(0歳男児とその父親)が利用した時間帯は、2019年5月20日の正午から午後2時、午後2時30分から午後4時。利用した商業施設は、コクーンシティ コクーン2の3階フードコートと、ボーネルンドあそびのせかい コクーンシティさいたま新都心店(ベビーガーデン)。これらの施設を利用して患者と接触した可能性がある人で、麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡のうえ、速やかに受診すること。

 接触した場合は発病までの期間を考慮し、接触後最大21日間の経過観察が必要となる。なお、麻しんウイルスの空気中の生存期間は2時間以下とされており、現時点で当該患者が利用した施設を利用しても、当該患者を原因とする麻しんウイルスに感染することはないという。また、商業施設への直接の問合せは控えるよう、県Webサイトに記載している。

 そのほか、神奈川県は5月24日、厚木市内の医療機関から、麻しん患者の届出が厚木保健福祉事務所にあったことを公表した。感染可能期間に電車で移動していたことから、県Webサイトにて患者が利用した交通機関の情報を提供。5月15日〜17日と19日に小田急線を利用しており、乗車・下車した駅名とおおよその時間も公開している。

 急な発熱などの麻しんと思われる症状があれば、事前に医療機関に連絡のうえ、受診してほしいという。神奈川県内の麻しん患者発生状況は、2019年20週(5月19日まで)で41件。2018年の年間6件を大きく上回る状況となっている。

 麻しんのもっとも有効な予防法はワクチン接種。2回接種による免疫獲得率は97〜99%以上と報告されており、発症リスクを最小限に抑えることが期待できる。特に海外旅行などに行く前は、予防接種歴を確認すること。予防接種歴や麻しんにかかったかどうかが不明な場合は、抗体検査の実施、ワクチン接種の要否などについて、かかりつけ医に相談するよう勧めている。

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