【大学受験】医学部受験塾5校の取組…無償・入塾不要も

2020年5月28日(木)12時15分 リセマム

ASIR(アシリ)

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新型コロナウイルスの感染拡大が多方面に影響を及ぼす中、医学部受験生のための塾・予備校も対応に追われている。双方向のオンライン授業や個別指導、動画配信、オンライン自習室など、さまざまな取組みを展開している。

アシリ

 医学部・難関大学受験生の個別指導塾を展開するASIR(アシリ)は、新型コロナウイルスの影響を受ける受験生の学習を支援するため、Zoomを使用した「オンライン自習室」と「受験コンサルティング」のサービスをいずれも無償・入塾不要で提供している。

 「オンライン自習室」は、高校生が学習習慣を維持し、疑問点をスムーズに解消する機会として活用することを想定。講師に質問できる時間も設けており、浪人生も参加できる。「受験コンサルティング」では、受験方針や日々の受験勉強について、プロの講師から定期的にコンサルティングを受けることができる。

塾医らず

 「塾医らず(じゅくいらず)」は、オンライン家庭学習支援サービスを提供するLearn&doグループが、2020年4月27日に開始したサービス。Zoomを用いたオンラインで、現役医学部生が受験生に1対1で個別指導を行っている。

 オンライン授業や家庭学習でたまった質問のほか、無料学習相談や学習計画作成の手伝いなど、生徒の要望にも柔軟に対応。新型コロナウイルスが落ち着くまでの期間、大手塾との併願も可能としている。

メディカルラボ

 医系専門予備校メディカルラボは、新型コロナウイルスの流行で通学に不安のある生徒に向けて、同時双方型で受講できるオンライン授業を提供している。本来は校舎で行う1対1の個別授業を自宅で受講することができる。

 オンライン授業は、リアルタイムで授業が進む同時双方向型。医学部受験に精通したプロ講師が、生徒ひとりひとりの理解度や習熟度、志望校、性格などにあわせて、コミュニケーションをとりながら授業を進めている。単元学習終了後は、チェックテストや宿題を自宅で受け、郵送やメール提出を経て、採点結果を受け取る流れになっている。

一会塾

 医学部・難関大受験予備校の一会塾は、テレビ会議システムと動画を使って、塾生の自宅学習をサポートしている。オンライン授業は、Zoomによる双方向型。全塾生に追加費用不要で提供している映像授業は、一会塾講師が5教科7科目延べ1,000時間を超える動画を配信予定。

 仲間と一緒に勉強することでやる気を高める「ZOOM自習室」をはじめ、進路相談・学習管理、質問教室、テストなどもオンラインで実施している。

メディアップ

 医系受験専門指導のMedi-UP(メディアップ)は、オンラインミーティングツールを使った双方向の授業を少人数集団と個別指導の両方で展開。映像授業は、通常教室で実施している授業の時間割に基づいて、リアルタイムで配信している。

 休校期間中でも普段通りの学習ペースを維持するため、高卒生は午前9時、現役生は午前9時半から演習や朝礼などを実施。6月からは、医学部や医科大学の推薦入試対策講座や説明会もオンラインで行う。

リセマム

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