【小学生の習い事】目的1位は「体力・運動能力の向上」のため、では「辞めさせたいと思うとき」ダントツの理由は…

2024年5月29日(水)11時43分 マイナビ子育て

オンラインイラスト教室を運営するアタム(アタムアカデミー)は、小学生の子どもに習い事をさせている親357人を対象に「小学生の習い事に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。

「子どもが小学生になったら、何か習い事をさせたほうがいいのだろうか」と考えているママ・パパも多いことでしょう。目的なく無理に習い事をする必要はありませんが、習い事は子どもの成長にとってメリットもあります。

では小学生に習い事をさせている親には、どのような期待や目的があるのでしょうか。そこで実施された今回の調査、さっそく結果をみてみましょう。

小学校の子どもに習い事をさせる目的1位は「体力・運動能力の向上」

小学生の子どもに習い事をさせている親357人に「習い事をさせる目的」を聞いたところ、1位は「体力・運動能力の向上(143人)」でした。2位「学力向上や受験準備(58人)」、3位「得意分野を見つけてほしい(53人)」、4位「将来役立ててほしい(52人)」が続きます。

何らかの能力を伸ばす目的で習い事をさせているママ・パパが多数。お金をかけているので、「なにか役立つものを得てほしい」と考えるのは当然かもしれませんね。

<1位 体力・運動能力の向上>・スポーツ能力の向上、身体づくり(20代 女性)・基礎体力を上げて、スポーツを本格的に始める際の選択肢を増やすため(30代 男性)・子どもの体力向上が目的(40代 男性)

体力はスポーツだけではなく、勉強に向かう姿勢や精神面の安定にとっても大切な要素です。

またスポーツ系の習い事をすることで、「バランス感覚が養われて転びにくくなる」「持久力がついて疲れにくくなる」などの効果も。そのため、子どものうちからしっかり体力をつけてほしいという思いで、スポーツ系の習い事をさせている人も多いようです。

子ども本人に「基本的な運動はできる」という自信があると、中学校や高校で部活を選ぶときも選択肢が広がることでしょう。

<2位 学力向上や受験準備>・高校受験に向けて、学校の勉強だけでは不安なので(30代 女性)・勉強の成績を上げて、良い学校に入ってほしいから(40代 女性)・学力向上や学習面での苦手克服が目的(40代 男性)

中学受験を考えている場合は、小学校低学年〜中学年あたりから学習系の塾に通わせる家庭も多いでしょう。小学校中学年くらいから苦手分野が見えてくる子どももいるので、苦手克服のために勉強系の習い事を始める場合もあります。

ただし学力向上のためにさせている習い事が、学習塾や通信教育のみとは限りません。「スポーツ系の習い事が学力向上につながる」と答えた人もいました。

<3位 得意分野を見つけてほしい>・少しでも得意なことを増やしてあげたい(40代 女性)・子どもが持って生まれた能力を発見するため(50代以上 男性)・とにかく自信のない子だったため、「何かひとつ特技を身につけて、自信をつけてほしい」という思いから(30代 女性)

「得意分野をもつことで、子どもが自分自身に自信をもてる」と考えている親が多いようです。習い事を通してできなかったことができるようになる経験を積むことも、「やればできる」という自信につながります。

また純粋に好きなことや夢中になれることに熱中していると、より難しい課題を達成しようという意欲も湧きます。すると、目標達成のためにどうしたらいいかを自主的に考えられるようになるでしょう。

習い事は「子どもの希望」で決めるが圧倒的多数に

習い事をどのように決めるかについては「子どもの希望(239人)」と回答した人が圧倒的多数。子ども本人に意欲がないと続かないため、「子どもに選ばせたい」と考える人が多いのは納得の結果です。

次ぐ2位は「親の希望・親からの提案(71人)」、3位は「周囲の評判・影響で(60人)」でした。

複数の決め方を回答した人も多いため、実際には「子どもの希望だけ」「親の希望だけ」で決めることは少なく、上記の項目を組み合わせて決めた人が多いと考えられます。

例えば「立地や親の希望をもとに複数の選択肢を子どもに提示し、体験・見学してから子どもに選ばせる」という家庭も多いでしょう。また子どもから希望が出てくる際には、「学校のお友達がやっている習い事をやりたい」など、周囲から影響を受けているケースも多いかもしれません。

習い事の数は「平均1.96個」に

「習い事の数」は平均1.96個。一つまたは二つという家庭が多いとわかりました。

あまり数が多いと月謝が高額になり、子どもが感じる心身の負担も大きくなります。「親の負担」や「学校生活とのバランス」などを考え、週1〜2回にしている家庭が多いと考えられます。

「普段から習い事をたくさんさせるのは負担だけど、色々ことを体験させたい」気持ちはあるという場合は、「長期期休暇中の短期教室」などを検討するのも選択肢の一つとなります。

一方、体力がつく高学年だと、学習塾などの習い事を増やす家庭もあるかもしれません。

習い事にかけられる費用は「月19,247円」

習い事にかけられる費用の平均は「月19,247円」。ボリュームゾーンは「月5千円超1万円まで」です。実際にかけている金額ではなく「許容できる金額」なので、「いくらでも出せる」という回答もありました。

金額に幅があるのは経済状況はもちろん、子どもの数や年齢などにも影響されるからだと考えられます。

例えば「1人あたり月1万円まで」だとすると、子どもが3人いれば月3万円になります。また「低学年だと月1万円までで、高学年なら塾も含めて月3万円くらい出していいかな」といった考え方もあるでしょう。

習わせたい習い事の「月謝の相場」によっても、許容できる金額が変わってくるかもしれませんね。学習塾や英会話などは、比較的月謝が高くなる習い事です。

習い事を辞めさせたいと思うのは「子どものやる気が低下しているとき」

親に「習い事を辞めさせたいと思うのはどんなときか」を聞きました。

その結果、ダントツは「子どものやる気が低下している(215人)」に。2位は「経済的な負担が大きい(57人)」、3位「期待した成果が出ない(36人)」、4位は「送迎・お世話係が負担(29人)」となっています。

お金をかけているのにやる気がなく成果も出ない状態なら、辞めさせたいと考えるのも当然かもしれません。また、「経済的な負担が大きい」「送迎・お世話係が負担」など、親側の事情で辞めさせたいと思うことも多いとわかりました。

<1位 子どものやる気が低下している>・サボり始めたとき(20代 男性)・本人が真面目に取り組まないとき(30代 男性)・子どもが行くのを嫌がったとき、一時的ならよいですが、ずっと嫌がるなら辞めさせようと思います(40代 女性)

具体的な子どもの行動としては、「家で練習や課題をやらない」「習い事に行くのを嫌がる」などです。やる気がない状態でダラダラ習い事を続けていても、身につかないでしょう。

またママ・パパにしても「練習しなさい」と叱ったり、嫌がる子どもを無理やり習い事に送ったりするのは負担ですよね。「やる気がないなら辞めて」と言いたくなる親が多いとわかります。

<2位 経済的な負担が大きい>・家計の負担が大きいとき(20代 女性)・出費がかさんだ月は、家計がきつくなり、少し思う(30代 女性)・衣装などにお金がかかるときです(40代 男性)

習い事の月謝については、事前に納得して始めているはずです。ただ、経済状況が変わったり、進級して月謝が高くなったりなどの事情で、家計への負担が大きくなることも考えられます。

また月謝以外に「イベント・遠征費用」「教材費」「用具の購入費用」「指導者へのお歳暮・お中元代」がかかる習い事もあります。親同士のお付き合いにお金がかかることもあるでしょう。思ったよりお金がかかると感じ、習い事を辞めさせたくなってしまうママ・パパもいるとわかりました。

<3位 期待した成果が出ない>・思ったような成果が出ないとき(30代 男性)・あまり身についていないと感じたとき(40代 男性)・伸びが見られない(50代以上 女性)

習い事を始めるとき、親は子どもに対して「簡単な英会話ができるようになってほしい」「クロールで25メートル泳げるようになってほしい」といった期待をかけます。そのため、目標になかなか到達しないと「もう辞めさせたほうがいいのかな」と考えてしまう人も多いようです。

子ども本人に頑張る気があるのに成果が出ないのなら、指導者に相談したうえで、もう少し待ってみるのもいいかもしれません。

【調査概要】

調査対象:小学生の子どもに習い事をさせている親調査期間:2024年4月22日〜5月6日調査機関:自社調査調査方法:インターネットによる任意回答有効回答数:357人(女性257人/男性100人)回答者の年代:20代 4.5%/30代 45.6%/40代 44.0%/50代以上 5.9%

アタムhttps://atam-academy.com/

(マイナビ子育て編集部)

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