滋養強壮の「マカ」「サソリ」「黄精」 一番効くのは?

5月30日(水)16時0分 NEWSポストセブン

効く精力剤はどれだ(写真はイメージ)

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 今、ED(勃起不全)対策といえば、バイアグラなどの経口薬が主流だが、薬が出回る以前から頼りにされてきた滋養強壮剤の効果はどうなのか?


【マカ】

 マカは南米ペルーに自生するアブラナ科の植物で、2000年も前から精力剤として栽培されてきた。現代では「天然のバイアグラ」とも呼ばれている。男性のみならず、妊娠力アップやバストアップのためにサプリメントとして飲み続けている女性もいるようだ。オットセイと同じく、精力増強成分のアルギニンが多く含まれている。


「アルギニンが男性ホルモンの回復を促したり、生殖機能を高めることは、医学的な研究論文でも報告されています。さらにマカには精液の成分のひとつである亜鉛も含まれているため、精液を増やすはたらきもあります」(大阪梅田紳士クリニック院長で日本性機能学会認定専門医の平山尚氏)


◆専門家による格付け(最高は★5つ):★★★★


【サソリ】

 1年以上絶食しても生き延びたという報告があるほど、サソリは生命力が強い生き物だ。そのパワーにあやかろうと、海外では、生きたまま食べる習慣もある。日本では精力剤やサプリメントの原料として使用されてきた。漢方に詳しい薬剤師の杉山卓也氏が言う。


「精子を作る材料となる各種アミノ酸や、セックスミネラルと呼ばれる亜鉛が含まれているので、精力増強になるでしょう。ただ、まむしやオットセイほどの含有量ではないので、星3つにしました」


◆専門家による格付け(最高は★5つ):★★★


【黄精(おうせい)】 

 聞き慣れない名前だが、滋養強壮、精力増大に効果があるとされる“メジャー漢方”である。


「黄精とはナルコユリの根茎で、五臓のうちの『脾』と『腎』を補益するとされています」(杉山氏)


 実は江戸時代には精力増強剤として人気が出て、砂糖漬けにしたものまで売られていた。現在も強壮ドリンクに配合されることが多く、黄精エキスを入れた黄精飴や焼酎に漬けた黄精酒を愛用している人もいる。俳人の小林一茶も黄精酒を愛飲していたことで知られ、52歳で結婚してから激しい夜の夫婦生活を営んでいたという文献も残っている。


「動脈硬化予防などの作用もある漢方生薬ですが、精力増強の効果がそこまで強いとは言えません。疲労回復などの目的で飲むといいでしょう」(同前)


 小林一茶も“負けるな一茶”という気持ちで飲んでいたのかも。


◆専門家による格付け(最高は★5つ):★★


※週刊ポスト2018年6月8日号

NEWSポストセブン

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