【大学受験2023】実技試験の実施状況、国公私立23大学…河合塾

2023年5月31日(水)19時15分 リセマム

2023年度実技試験の実施状況

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河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2023年5月31日、2023年度入試の実技試験実施状況を公表した。受験生からの報告をもとに、東京藝術大学などの国公立13大学、早稲田大学などの私立10大学の実技内容をまとめている。

 実技試験の実施状況は、2023年度の一般入試において実技を課した大学のうち、入手しにくい実技試験の内容について、受験生からの報告をもとに学校ごとにまとめたもの。

 国公立大学では、筑波大学芸術専門学群(前期)で、手や小さめの紙袋をモチーフに指定した「鉛筆デッサン(2時間)」と、薄紫色のペンキ缶など複数のモチーフを題材にした「デッサン(4時間)」を実施。東京藝術大学美術学部(絵画-日本画・前期)では、第1次試験で鉛筆素描(12時間)、第2次試験では着彩写生(12時間)が行われた。

 私立大学では、早稲田大学創造理工学部(建築)一般方式で、自分が他の生物になったと仮定し、その生物の視点で理想の環境をかく「空間表現」を実施。国士舘大学体育学部(体育)前期・B日程では、240分の試験時間で50m走(スターティングブロックを使用)、垂直跳び、バスケットボール投げが行われた。

 試験内容には、受験者からのアドバイスや感想が掲載されているものもある。なお、実技試験の実施状況は、実技を課している大学をすべて網羅しているわけではなく、受験生からの報告をもとにしているため、実際の内容とは異なることもあるという。

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