103歳、畑仕事をしながら尾道でひとり暮らしの哲代おばあちゃん。いりこの味噌汁は卵を落として、ベターっと前屈…元気の秘訣は7つ【2023編集部セレクション】

2024年6月2日(日)8時0分 婦人公論.jp


「家の前の坂を下りたところにある小さな畑。毎日、愛車のシニアカー〈タッタッタ〉で通っています」(写真提供:中国新聞社・以下全て)

2023年に配信したヒット記事のなかから、あらためて読み直したい「編集部セレクション」をお届けします。(初公開日:2023年06月23日)。
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広島県尾道市の山間の町で、畑仕事をしながらひとり暮らしをしている石井哲代さん。朝起きてから夜寝るまで、やるべきことはたくさんあって、哲代おばあちゃんの毎日は忙しい。続けることで、まだまだできるという自信につながり、健康のバロメーターにもなるという7つの秘訣を紹介します(構成=野田敦子 写真提供=中国新聞社)

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哲代おばあちゃんのインタビューはこちら

【秘訣1】毎朝いりこの味噌汁を飲む



毎日欠かさず作っているという、いりこの味噌汁

26歳で嫁いでから毎朝欠かさず、いりこの味噌汁を作っています。

鍋にひしゃく1杯の水と、頭をとって小さく割いたいりこを6匹。煮立ったら、季節の野菜を2、3種類加え、煮えたところで味噌を溶いてできあがり。卵をぽちゃんと落として半熟にしたのもおいしいですねえ。

いりこは、出汁をとるだけでなく具としてもいただきます。今朝も味噌汁の支度ができました。まだまだやれると思わせてくれる大事な1杯でございます。

【秘訣2】こつこつ脳トレに励む



ピアノの弾き語りも

ずいぶん前から新聞に折り込まれている脳トレちらしで漢字の書き取りをしたり、算数ドリルで計算問題を解いたりしております。たいてい100点でございますよ。

新聞や本を読むとき、わからない言葉があったらすぐに辞書で調べるのも長年の習慣です。師範学校でたくさん練習したオルガンもいいですねえ。

そうそう、弥生さんの家に電子ピアノがあるの。「千の風になって」や「上を向いて歩こう」の弾き語りもできますよ。

【秘訣3】人に会ってよくしゃべる



毎週月曜は「仲よしクラブ」で大正琴を

毎週月曜は、「仲よしクラブ」。おばあさんたちが集まって大正琴を弾くんですが、練習はそっちのけの日も多いの。おしゃべりして、笑ってね。その後は、みんなさっぱりして意気揚々と帰ります。

ふだんの日も、うちは台所が土間だから、近所の人たちが靴のまま椅子を並べておしゃべり。何年か前には、ラーメン屋さんで相席した人と仲良くなり、年末に餅を送ってくださるようになりました。よくしゃべるから、すぐ友だちになるんです。

【秘訣4】小さな畑を守る



完全無農薬で野菜を育てる

家の前の坂を下りたところにある小さな畑。毎日、愛車のシニアカー「タッタッタ」で通っています。

以前は、ざっと数えて21種類の野菜を育てておりました。今は、ジャガイモやサツマイモ、大根、ワケギなんかを季節ごとに。

ご近所のよりちゃんが苗を育てるのが上手でねえ。余った苗を譲ってもらって植えるぐらいが、ちょうどいいの。

これまで一回も農薬を使っていません。完全無農薬野菜でございますよ。

【秘訣5】思いついたら柔軟体操


柔軟体操をしている写真が本に載ってから、みんなに「体がやわらかい」と褒められてびっくり! 誰でもできるもんだと思ってました。

昔から、思い立ったときに柔軟体操をするのが習慣。ちょっとやってみましょうか。こんなふうに両脚を伸ばして前屈すると、脚に頭がつくの。立ってやったら手が地面につきますよ。

あとは、両腕をまっすぐ上に伸ばして、上半身を大きく回す。体のあちこちを伸ばすと気持ちがいいんです。

【秘訣6】ときには人に頼る



近くに住む直ちゃんと一緒に

弥生さんともう一人、お世話になっている姪がいるんです。近くに住む直ちゃん(写真右・良英さんの兄の三女)。お出かけに付き合ってくれたり、電話したらすぐ駆け付けてくれたり、季節のごはんを差し入れてくれたり。

入院中は、金丸先生が畑をしっかり守ってくださいました。ケアマネジャーさんも、私が安心してひとり暮らしができるようにと、いろんなサービスを教えてくれます。

みんなに支えてもらって感謝、感謝です。

【秘訣7】思い切ってやめてみる



布団も今は掛け布団を畳むだけに

99歳まで薪でお風呂を沸かしていましたが、今はデイサービスで週3日、大きくてシュワシュワするお風呂にチャポンです。

布団を片付けるのもやめました。介護用ベッドに寝るようになってからも、掛け布団だけは畳んで押し入れに収めていたんですが、上げ下ろしがこたえるようになってしまってね。今は、畳むだけ!

晩ごはんのおかずは配食サービスを頼んでいます。楽させてもらえるうえに、ごちそうばかりで申し訳ないぐらいです。

婦人公論.jp

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