オンライン授業で「学生の負担」増える理由 その原理を解説したイメージ図に共感「ほんとそれ」

2020年6月2日(火)11時0分 Jタウンネット


新型コロナウイルスの影響で、オンライン授業を導入した大学は少なくない。

学生さんにお聞きしたいのだが、平時と比べて教員が出す課題は増えただろうか。それとも減っただろうか。

増えた!と思った人であれば、こちらの投稿にきっと共感できるはずだ。

こちらは、現役大学生でツイッターユーザーの「大磯のみっきー」さんの投稿だ。

1枚目は「教員視点(勝手なイメージ)」という図である。中央の教員には「家だし楽だよね!」という吹き出しが付けられ、矢印が学生の方向へ向いている。教員が複数の学生に一斉に課題を与える図だ。

オンライン授業によって、通学時間がなくなり家で勉強する学生も多いだろう。もしも、複数の教員が「家だし...」という発想のもと、課題を出したとしたら...。

その状況を表したのが、2つ目の「学生視点」の図である。

「家だし楽だよね!」という吹き出しが付けられた5人の教員が、1人の学生に課題を与える図である。授業数が増えれば増えるほど、課題も...、といった具合である。

もちろん、投稿者は大学生であって教員ではない。あくまで右下にあるように「画像は主観です」とのことだが...。しかし、これらの図を見た学生からは、ツイッターに、

「ほんとにそれです」
「本当にこの図の通りだと思います 確かに『学生は勉強してなんぼ』だとは思いますが私の通わせていただいてる学校も1教科ごとにかなり宿題が出ています」
「たまに他の課題忙しいだろうから、って言って考慮してくれる先生がいると好感度爆上がり」

といった共感の声が寄せられている。

図を作ったきっかけは...?

5月30日、Jタウンネットが投稿者のみっきーさんに、図を作ったきっかけを聞くと、「あくまで私は一介の大学生であり、大学教員やその他の学校の教員の生活を100%知っているわけではありません」としつつも、次のように話した。

「僕は通常であれば大学への登下校で『片道1コマ』かかるような長距離通学をしているので、オンライン授業になれば通学時間が削減され、1日の中で余裕を確保することができ、趣味や自学の時間を増やせるのではないかと考えていました。
しかし授業の課題が思っていたよりも多く、なかなか自分の理想通りの生活とはなりませんでした。その原因となるものが何なのかと考えた時、このような図式が思い浮かびました」

都内の大学に通う3年生だという彼。現在もオンラインで講義を受けていて、約15種類、週に約20コマの授業を履修している。

彼によれば、オンライン授業では、教員によって授業の仕方が異なるそうだ(ライブ配信や事前に撮影した動画を流すタイプ、課題だけ出す先生など)。こうした幅広い授業形式に対応するのも、慣れるまでは大変だという。

ツイッターで共感の声が相次いだことについて、

「この画像のようなことを感じているのは僕の他には多くないかなと思っていたのですが、予想以上に多かったと言うことでびっくりしています。
それと同時に、一瞬で多くの人々に拡散されてしまうという怖さも感じました。情報の伝播の影響力を知り、これからインターネットを使用する際には発信する情報に注意していきたいと改めて感じるきっかけになりました」

と述べた。


Jタウンネット

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