トラック運転手の7割があおり運転被害を経験 「追い抜かれたあと、目の前で急ブレーキをかけられた」という人も

6月4日(月)19時7分 キャリコネニュース

物流企画サポートは6月4日、あおり運転についての調査結果を発表した。調査は昨年12月〜今年5月にかけて実施し、同社運営の求人情報サイト「ブルル」を利用するトラックドライバー325人から回答を得た。

「あおり運転」の被害経験の有無を聞くと「ある」が71.1%で、「ない」が26.5%となった。あおってきた車は、乗用車、トラック、ダンプ、タクシーなどさまざまだ。

長時間あおられ続け「急ブレーキをかけて、あえて追突されようかと思った」

トラック運転手の7割が「あおり運転」被害者

寄せられたフリーコメントからは、「しょっちゅうあおられる。ひたすら気づかないふりで、相手が飽きるのを待つ」(46歳)、「多すぎて覚えていない」(48歳)など、普段の苦労がうかがえるものが多かった。あおられた状況を聞くと、

「私の速度が遅いため後続車輌が数珠つなぎになり、後ろのトラックがクラクションを鳴らしながらハイビームで左右に車体を振りながら車間距離を詰めてきました。片側2車線になったので左に寄ると追い越しの際に幅寄せされました」(47歳)
「国道44号線で○○運輸のトレーラーに追い抜かれたあと、目の前で急ブレーキをかけられた。その後、前に被せるように走り続け、最終的に止められ、文句を言われた」(32歳)

などが挙げられた。また車を追い越させても「あおってきた乗用車は、脇を通りすぎる時、クラクションをずっと鳴らして行った」(51歳)という声も上がっている。あおり運転をされた人の中には、

「国道でハイエースバンにかなりの時間にわたりあおられました。急ブレーキをかけて、あえて追突されようかと何度も思いましたが、なんとか自重しました」(62歳)
「東名で所沢ナンバーに幅寄せなど、やりたい放題されました。クラクション鳴らしっぱなしで追いかけましたが、速度についていけず取り逃がしました」(63歳)
「後ろにピッタリ張り付いてきたので、頭にきたから急ブレーキを踏んでやった」(49歳)

と危険行動を考えるに至ったり、実際に反撃に出たりした人もいる。

会社によっては厳しい速度制限「80キロ出して、1分以上走ると罰金」

あおられる理由として、トラックの速度制限が挙げられる。

「会社の規定で制限40キロなので、ダンプや乗用車、タクシーなどにあおられるのはしょっちゅう経験」(53歳)
「私の会社の社速は、高速道路で時速80キロ以下なので、結構、あおられます。80キロ出して、1分以上走ると罰金になります」(55歳)

中にはGPS連動のデジタルタコグラフを搭載している車両もあり、会社の事務所にリアルタイムで速度が表示される。そのため速度を守るドライバーが多い。

中には、「スピードリミッターが付いているし、荷崩れの心配もあるのでスピードは出せない」と説明する人も。そのため「一般車のドライバーはリミッターのことやトラックの制動距離のことなど知らないはずなので、もっとPRが必要なのではないでしょうか」(48歳)と考えているようだ。


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