自転車事故は10代が多い!プロが安全教室で中学生に乗り方指導
2018年6月4日(月)7時18分 Jタウンネット
[みみよりライブ5up!−広島ホームテレビ] 2018年5月23日放送の広島HOMEテレビ「みみよりライブ5up!」で、県内を拠点に活動するロードレースチーム「ヴィクトワールヒロシマ」の選手らによる交通安全教室の模様が紹介されました。
事故を防ぐポイントを伝授
呉市の天応中学校で開かれた、交通安全教室。ヴィクトワールヒロシマの監督と選手が講師として参加しました。
広島県警によりますと、県内で今年に入ってから404件の自転車事故が起きていて、交差点で車と衝突するケースが目立つということです。10代の事故がもっとも多く、122件となっています。
教室では、選手がロードレース用の自転車で、出会い頭の事故を防ぐポイントなどを説明しました。
参加した生徒からは、「自転車の乗り方を改めて知ることができました。人が通っているところを、気をつけながら乗っていきたい」と感想が寄せられました。
ヴィクトワールヒロシマの中山卓士監督は、「3者(車・自転車・歩行者)の目線が大事なので、お互いが共存できるような意識を持ってもらいたいと思っています」と言われていました。
県警では、安全教室や街頭などの呼びかけなどで、自転車事故を減らす取り組みを続けていくとしています。できれば、学校で早いうちから安全教室を定期的に行なってほしいですね。(ライター・石田こよみ)