薬膳仕込み家系ベースで身体と心もほっこりする一杯「麺処こはく」【福島ローカルラーメン】

2023年6月4日(日)11時30分 ソトコト

全国でも珍しい登れる灯台があるいわき市





まずはNicoおすすめの観光スポットからご紹介しましょう。


太平洋に面したいわき市には「塩屋埼灯台」があり、観光客や灯台ファンが足を運びます。
展示室が併設され、全国に16しかない灯台の最上部まで「登れる灯台」の一つです。「登れる灯台スタンプラリー」や灯台カードのダウンロードもできるので訪れた証にどうぞ。
そして今回ご紹介する「麺処こはく」はこの塩屋埼灯台から車で15分ほどのいわき市街地にあります。


いわき市の住宅地にある「麺処こはく」





こちらが麺処こはくの店構え。お店の前と横に8台分の駐車場があるので、車でのアクセスも良好な連日客足の絶えない人気店です。





木が基調の明るい店内にはテーブル席とカウンターがあり広々しています。








カウンターには店名入りのスタイリッシュな仕切りも設置されていますよ。





こはくの誕生秘話とこだわり





いわき市出身の店主さんは自分のお店を構えるべく、神奈川県の家系ラーメンのお店でなどで修行をし、建設業などを経て資金を貯められたのだそう。
薬膳をラーメンに取り入れようと考えたのは店主さんが身体を壊したことがあり、鍼灸師のご親族から薬膳を教えてもらい、ご自身の生活に取り入れてみたところ、体調の改善を体感できたのだそう。
食べものが身体を作り、旬の食材を効率よく取り入れることで健康的になるという薬膳の効果を実感したことがきっかけで、薬膳を専門的に学び「麺処こはく」が2021年1月に産声を上げました。
ラーメンを食べて健康になってほしい! という店主さんの想いとこだわりが詰まったラーメン店です。


メニュー





メニューは券売機をご覧ください。


麺類は家系ベースで、こはくしょうゆ、みそ、しお、白ごまラーメンなどがラインナップ。チャーシューや肉味噌、のり、にら、ほうれん草、煮卵、白菜、キャベツ、マー油などのトッピングも種類豊富なので、好みのラーメンにカスタマイズできます。
ミニぶっチャー丼、肉丼、ミニ高菜明太丼、TKG、ライスなどご飯類も充実。
また瓶ビールやハイボールなどのアルコール類やコーラなどのソフトドリンクもあり、ラーメンとともにたのしめますね。


身体と心が元気になる家系ベース薬膳仕込みの「こはくしょうゆらーめん」





こちらがこはくしょうゆラーメン、丼を囲むようにのりがあしらわれており家系の装い。具材の煮卵、チャーシュー、おろしにんじんも鮮やかに丼を彩ります。





ゆでた白菜は胃の熱を下げてくれるので、胃に優しい。食材本来の力と余計な油を使わない調理方法がより一層健康効果を高めてくれます。





家系がベースのスープは、だしに背骨やゲンコツなど豚骨をふんだんに使用。そして鶏ガラが少々、さらに香味野菜など企業秘密の薬膳の素材が入り、おいしさと健康の魔法がかけられています。
数種類の醤油をオリジナルブレンドした香ばしいスープはコクがありまろやか。しつこさは全くなく切れ味抜群。優しさと芳醇な風味が広がり、身体全体に染み渡っていきます。





中太ストレート麺は歯ごたえがよくコシがあり、芳醇な小麦の味わいが口の中に広がります。





東北や北陸で栽培されている小麦「ゆきちから」を使い、地元の老舗製麺所「馬目食品」でこはく専用に製麺してもらっているとのこと。麺にしっかりスープが絡み、美味しさのあまり啜る箸が止まりません。





豚肩ロースのチャーシューは程よい脂身で味がしっかり染み込んでいます。口の中でとろけるようにほろほろとほぐれていく絶妙の柔さかさ。





煮卵はとろとろで香ばしい味が黄身まで染み込んでいます。タレと卵の芳醇な風味が口の中を占拠し、幸せを感じます。
食べ終わる頃には心もほっこり。
美味しさと身体への優しさにこだわり抜いた店主さんの愛情溢れる至極の一杯、ぜひご賞味くださいね。





【店舗情報】
麺処こはく
住所:福島県いわき市郷ヶ丘3丁目17−1
TEL:080−5568−0589
営業時間:11:00〜 スープがなくなり次第終了
定休日:不定休(SNSで要チェック)
Instagram
Twitter


文・写真:Nico
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容です。

ソトコト

「ローカル」をもっと詳しく

「ローカル」のニュース

「ローカル」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ