成長の起爆剤は親会社への出向。若手社員が感じた自らのステップアップとは?
2024年6月5日(水)10時0分 BIGLOBE Style
こんにちは。BIGLOBE Style編集部です。
今回話を聞くのは、入社7年目を迎える中山晶子。現在はBIGLOBE会員向けのリテンション業務を担当していますが、入社3年目から3年間、親会社であるKDDIへ出向していたという異色の経歴の持ち主でもあります。
若手ながら責任ある出向社員として抜擢された背景や、親会社で得た経験、今後の抱負などをインタビューしました!
- BIGLOBEの裁量の大きさに後押しされ、入社1年目で新サービスのメイン担当に!
- 社内横断プロジェクト参加で「MVPみんな賞」を受賞。誰もが認めるビッグローブマインドの体現
- 入社3年目で親会社に出向。持ち前の性格で抜擢の不安を乗り越えて
- 親会社とBIGLOBEの橋渡しで見えてきた新たな視点。がむしゃらに頑張った先に見えたものは?
- 得られたのはマネジメントの視点。自分への気づきにつながる貴重な体験
- BIGLOBEを目指す人へ。自由な風土で若くても活躍の可能性は無限大!
- 2026年卒向け新卒採用について
BIGLOBEの裁量の大きさに後押しされ、入社1年目で新サービスのメイン担当に!
———中山さんの社歴の中で目を引くのが親会社KDDIへの出向ですが、まずは入社以降の経歴について教えてくれますか?
私は2018年に新卒でBIGLOBEに入社しました。当時のバリューサービス本部に配属され、BIGLOBEの接続サービスに付随する「オプションサービス」の企画・販売を担当することになりました。最大の成果は、「BIGLOBEエンジョイプラス*」というサービスをメイン担当として新しく立ち上げ、2年ほどかけて運用や改善フェーズまで全業務を担当したことです。
(*エンジョイプラス:さまざまな割引特典が利用可能な、会員制の優待サービス)
そして、入社3年目となった2020年にKDDIに出向することになりました。KDDIでは子会社であるBIGLOBEの管理全般に関わる業務を担当しました。いわばKDDIとBIGLOBEの橋渡し的な役割と言えるかと思います。
その後2023年にBIGLOBEに帰任し、現在はBIGLOBE会員向けのリテンション施策を担当する業務についています。2024年4月で入社7年目となります。
中山 晶子(なかやま あきこ)
営業統括本部 リテンション推進部 リテンション推進2グループ(2024年3月取材時)
2018年 新卒入社
———BIGLOBEに入社後、すぐに新サービスをメイン担当したという事にまず驚かされました。
配属は業務内容を聞いた上で希望していた部門だったので、新サービスの立ち上げ業務自体には違和感なく打ち込めました。もちろん、業務は上司と相談しながら進めることになりますが、要所要所でアドバイスをもらいながら、大幅に裁量を持たせてくれたと思います。
もちろん新入社員ですので、企画資料を作ったり、開発部門と調整したりは初めてのことばかりで戸惑いもありました。ですが逆に新人の私の意見にも耳を傾けて進めてくれる度量の大きさも感じました。実はその時担当した「BIGLOBEエンジョイプラス」の名称は私が名付け親なんですよ。新入社員の発案も認めて採用してくれたのは驚きと嬉しさがありましたが、そういったBIGLOBEの社風が合っていたと思いますし、その中で自分も経験を積み、成長できたと思います。
社内横断プロジェクト参加で「MVPみんな賞」を受賞。誰もが認めるビッグローブマインドの体現
———社風に合うといえば、中山さんはBIGLOBEの社内表彰「MVP賞」の中で「みんな賞」を受賞した経験があるんですよね。
はい!光栄にも入社2年目の時に受賞しました。「MVPみんな賞」は、ビッグローブマインドという社内行動指針に則って表彰されるもので、社内投票の結果最も多く推薦されたメンバーに与えられる賞です。
この賞は、私の本来の業務とは異なる社内横断プロジェクトに参加したメンバーとして評価されたものです。某プロ野球チームが関わるプロジェクトで、私はそのプロ野球チームの大ファンだったことから自然と声がかかり参加することになりました。
本来の業務とは異なるメンバーと一緒に取り組みましたが、大好きなチームに関わる仕事ということもあり、とても楽しい経験でしたね。
積極的にアイデアを出し、主体的に関わった結果、社内での人脈も広がり多くの方から推薦をいただくこととなりました。
プロジェクト参加中はビッグローブマインドを体現しているという意識はなかったのですが、受賞して改めてビッグローブマインドへの理解が深まったと感じています。
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入社3年目で親会社に出向。持ち前の性格で抜擢の不安を乗り越えて
———それではいよいよKDDI出向についてお伺いします。ズバリどのような経緯で出向辞令が出たのでしょうか?
2020年に親会社KDDIへの出向が打診されました。それを聞いた時には正直「なんで私?」という気持ちはありましたね(笑)。上位上司からの説明では、「KDDIという組織の中でBIGLOBEという会社全体に関わる業務に就くことで、新しい視点を学んでほしい」とのことでしたが、親会社との橋渡し的な業務は、BIGLOBEとしては誰かの後任ではなく私がトップバッターの出向だったので、不安だらけ、不安しかない、という状況ではありました。
振り返って想像するに入社後2年でサービスを立ち上げることができた実績とタイミング、そして私の物怖じしない性格を見込んでいただけたのかなと思います。戸惑いはあったものの、悩まず飛び込むことを決意できました。
親会社とBIGLOBEの橋渡しで見えてきた新たな視点。がむしゃらに頑張った先に見えたものは?
———KDDIでの業務の概略を教えてください。
簡単に言うと、KDDIでの対BIGLOBEの管理部門に配属となりました。言うなればKDDI側の窓口として両社の橋渡しを行う業務です。範囲は予算、人事、サービスなど幅広く、両社の連携のすべての窓口となりました。
———BIGLOBEでのサービス企画業務と、管理部門の業務では内容は全く違ったと思いますが、苦労はありませんでしたか?
出向後3カ月は本当にしんどい思いをしました(笑)。私の業務にはKDDIの前任者がいましたが、当時はコロナ禍だったので、引継ぎはリモートがメインだったんです。孤独と不安、初めて経験する業務に圧迫されながらも「とにかく覚えるしかない」と必死でした。もちろん当時はKDDI側でずっと両社の連携を見てきたBIGLOBE通の上司がいましたので、助けていただきながら3カ月経過した頃には調整役として機能できるようになりました。
———従来の業務との違いや、両社の社風など、いろいろ乗り越えてきたと思いますが、どのようにギャップを捉えて成長につなげることができたと考えますか?
KDDIは大企業ですので、雰囲気は部門によると思いますが、私の所属では明るい雰囲気で楽しく仕事ができました。ですが、働き方では「広い視点を持つ必要がある」という点で大きなギャップがありました。
具体的には、従来の私は「自分のサービスのために、深く鋭くサービスを磨く」行動指針だったのが、出向後の業務では「BIGLOBEの会社と働く社員のため、浅く広く考えて行動する」というマネジメント視点になったと思います。今まで全く見えていなかった両社の関係や連携のあり方、それに付随するお金や人の動き、会社としての管理手法にまで思いを致すことになったのは大きな収穫でした。
当時の上司の方針で、今まで意識してこなかった経営管理の勉強もして財務諸表の読み方も身につけました。また経営目線を持てたことも大きな財産で、入社以前には思いもよらなかった経験を積むことができたと思います。振り返ると「出向してめちゃくちゃ良かった!」という感想です。
———橋渡しとしてKDDIの中で苦労した点、あるいは成し遂げた点などは何かありましたか?
私がKDDIに着任した当時は、今よりも社内でBIGLOBEが浸透していなかったこともあり、開発エントリーの優先順位が下がってしまうことがありました。ですが、販路拡大につながる重要な開発であることをKDDI社内であの手この手で訴えて、順位を上げてもらえたのは大きな成果でした。地道な努力でもあり、その行動の結果がBIGLOBEの貢献拡大や、私自身の人脈拡大にもつながっていったと思います。
得られたのはマネジメントの視点。自分への気づきにつながる貴重な体験
———KDDIの出向で得られた財産や自分自身の成長について、感じたことがあれば教えてください。
やはりKDDI出向後では、関わる人の数が桁違いに増えましたので人脈は大きな財産です。今私は帰任していますが、後任者や、BIGLOBE社員から人脈についての相談を受ける機会もありますし、私だけの財産ではなく、会社の財産として活かして行きたいと考えています。
私自身は、出向したことで、自分のキャリアと適性についての気づきが増えました。事業を俯瞰的に考える経験がとても楽しくて自分に合っていると感じたんです。業務調整やマネジメント業務への適性を実感して、将来のキャリアはマネジメントを視野に入れたいと思います。
BIGLOBEに入社した後に、成長過程でKDDIという大企業での経験を積めたことは思いもよらないことでした。キツいと感じる経験もありましたが、ステップアップとなる得難い経験だったと感謝しています。
BIGLOBEを目指す人へ。自由な風土で若くても活躍の可能性は無限大!
———就職活動でBIGLOBEを検討する方もいらっしゃいます。どんな方がBIGLOBEに向いていると思いますか?
やはりコミュニケーションに長けている方が向いていると思います。私自身雑談の中からアイデアが生まれることは実感していますし、いろいろな立場の方が関わるプロジェクトに参加したり出向したりといった経験を振り返ると、上司やメンバーとのコミュニケーションによって生まれるシナジーが私を育ててくれたと感じているんです。
また、ビッグローブマインドにはBIGLOBEが目指す人材像が理解できるので確認してみるのがおすすめです。ちなみに、私が大事にしているのは「みんなに感謝し伝える」なのですが、チャットレスポンスやリアクションは常に早く!がモットーです!そう言う意味でも私にとってはコミュニケーションが大事ですね。
———就職活動中の後輩に向けてメッセージをお願いします!
BIGLOBEは年代、性別、社歴関係なく、自由に意見を出し合える風通しのよい自由な風土があると思います。やりたいことはアピールすればやらせてくれますし、意見には否定せずに耳を傾けてくれる良好なコミュニケーションもあります。
また私のように大企業への出向という思いもよらない経験をさせていただく機会もありますので、入社された方の希望と意思次第で、いろいろな成長の可能性がある会社だと思いますよ。
私は今回出向して外部からBIGLOBEを見たことで、その良さも実感しました。逆に規模が大きくないからこそ可能なスピード感やマネジメント精度の向上にはまだまだ改善の余地があると思っています。そういった改革に、前を向いて一緒に取り組んでいただける方を期待しますし、きっとその声にも耳を傾けてくれるのがBIGLOBEという会社だと思っています!
———ありがとうございました。今後の成長と活躍をお祈りしています!
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