「仁王像の中の巨大ハチの巣」ついに除去される ミツバチたちには新しい巣箱用意

2021年6月5日(土)12時0分 Jタウンネット

[かんさい情報ネットten.—読売テレビ]2021年5月25日放送では、希少な二ホンミツバチの巣を仁王像から取り除いたという話題を取り上げていました。

この仁王像のあるお寺は奈良・葛城市の「當麻寺(たいまでら)」です。

同寺にある阿形・吽(うん)形の2体の仁王像のうち、阿形の開いた口から二ホンミツバチが出入りし、その数なんと5000〜1万匹にも及ぶとみられるそう。

30年にわたって巨大化

この日、およそ30年にわたって巨大化したハチの巣を取り除き、市指定文化財である仁王像の修復のため解体を行いました。

二ホンミツバチは希少種であることから生態系への影響などを考慮して駆除はせず、専門家が煙を当てて追い払いながら巣を取り除いていったそうです。

それにしても仁王像はミツバチたちにとってとても住みやすい環境だったということですね。もう一体の吽形の方は口が開いていないので巣作りはできなかったようです。

同寺では新しい巣箱を用意しているということですが、ミツバチたちが新しい住処に早く馴染んでくれるといいですね。

(ライター:まみ)

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