予知夢は実在するのか? 研究者が見た不思議な夢… ジブリ新作が来年1月に発表?

2023年6月4日(日)14時0分 tocana

 高名な霊能者に出会うことで突然能力が開花した占い師「オラクルさむ」。京都大学で教える研究者に起きた予知夢とは……?


オラクルさむについてはコチラ


——予知夢を見たんですか?


オラクルさむ(以下、さむ):自分でも困惑しているんですが……。先日、夢の中で、ある友人の来年1〜2月を占っていたんですね。私は自作オラクルカードを使って占うんですが、夢の中では、自分が入れていない文字がカードに書かれていました。興味深いですよね。場所はよくわかりませんが、作家の友人が新作について頭を悩ませているんです。広い中二階のような場所でした。そして、彼の来年1〜2月は、とにかく運気がよい。すべてのカードに「立」という文字が入っていた。おぼろげな記憶でいえば、立身出世とあった気もします。その中二階の壁をみると、宮崎駿監督ひきいるスタジオ・ジブリの新作映画のポスターが貼ってありました。夢の中ですから、「新作公開するんだ〜」と気にしていなかったんですが。


——ジブリ新作が来年春には公開されると?


さむ:さすがに予言はできません。興味深いのは、夢からさめて頭に残っていたのが、二つのことなんです。一つは、その作家の友人は年内に、あるお寺に必ず参拝したほうがよいこと。もう一つは「前立腺に注意」でした。ちょっと変な夢ですよね。なんだか可笑しくて、スマホにメモだけして、また二度寝したんです。そして忘れてしまった。


 その日の夜、その作家に仕事の話があって連絡しました。用件を話したあとで今朝の夢を思い出した。「そういえば変な夢をみたんだけどさ」と笑いながら話すと、あちらが困惑しながら話すんです。「さむさん、たった今、そのお寺にいって帰ってきたところ。玄関についた直後に着信があった」と。これには二人とも驚いてしまって。すごい偶然もあるものだなと。


——予知夢ですか?


さむ:話はもう少し続くんです。変な夢と偶然が重なったので、当然、話のネタにはなるんですよね。ちょうど一週間後の同じ時間に、今度は、その作家からチャットが飛んできました。「いま足つぼマッサージに来てるんだけど、夢の話なんて一言もしていないのに、マッサージの人が、お客さん、前立腺に疲れが来てますねっていわれた」と。私も彼もちょっと何が起こっているのか、よく分かりませんでした。たしかに予知夢のような気がします。だから夢の中でみたジブリ新作映画のポスターも、もしかしたら……と考えているんです。


——予知夢は実在するんですか?


さむ:友人にチベット仏教の研究者がいるんですが、彼が不思議な経験をしているんですよね。彼は学生時代、見たこともない橋の上で、彼女にフラれ、その後、なぜかチベットに行く夢を見たんですよね。それからしばらくして、突然、彼は彼女に呼び出されてフラれてしまった。そのフラれた場所が、夢でみた橋だった。さらに驚くべきことに、彼は、その後、偶然が重なって、結局、チベット仏教の研究者となって、実際にチベットへ行き、ダライラマ法王にも謁見することになった。彼は夢をみた当時、仏教には一切関心がなかった。後から思い出して、本当に不思議だったと告白しています。
 さらに彼がチベットで出会った日本人は、皆が「呼ばれて来た」と言っていたそうです。何かしら不思議な力が働いて人間に何かを知らせる、虫の知らせや夢枕に立つなどといわれますが、こういった不思議な現象は、昔から報告されていることですよね。


——夢で呼ばれるってあるんでしょうか?


さむ:一昨年の夏のある夜に、沖縄と岐阜の会社から仕事依頼が来たんです。沖縄の仕事が高額でしたから、それを取りたかった。一方、岐阜の仕事は断ってもよいかなと。翌朝、夢の中で美しく飾られた御神木を見たんです。あまりにも神々しくて吉兆だと思い、日記にも書いた。そしてどうなったか。
 結局、2カ月後、大本命で確実とみられていた沖縄の仕事は入札で負けてしまい、岐阜の仕事だけを受けたんです。そして仕事のために岐阜県垂井町に向かったんですが、驚きました。伊富岐神社に、夢の中の御神木があったんです。根本周りは約10m、高さは30mの大木で、関ケ原の合戦のときにはすでに存在していたそうです。


 どういうわけかはわからないけれど、この御神木が呼んでくださって仕事をくれたんだなと。支払いも当初よりも25%増になって。本当にこんなことあるんだと驚いたことがあります。皆さんも覚えていないだけで、夢の中で何かに呼ばれているのかもしれませんね。



オラクルさむ
託宣カード読み。米国修士/京大院 満期退学、英語可。なぜ占いが当たるのかを知りたい。呪いのためではなく祝福のために。宗教学、かじってます。Twitter:@oracle_sam2022

tocana

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