【大学受験2023】東大入試、女子合格割合は過去最高21.8%

2023年6月6日(火)17時15分 リセマム

2023東大入試状況「一般選抜 男女別割合」

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SAPIX YOZEMI GROUPによる東大合格を目指す受験生のための総合情報サイト「東大研究室」は2023年6月5日、2023東大入試状況「一般選抜 男女別割合」を公開した。女子合格者割合は21.8%で、過去最高を記録した。

 一般選抜の女子志願者数は、データが公表された2019年度以降、2022年度に初めて2,000人超の2,118人、女子割合は22.3%となった。2023年度は、2,092人と女子志願者数がやや減少したものの、女子割合は22.5%に上昇した。

 科類別にみて、ここ2年で女子志願者が比較的増えているのは文三と理二で、理三もやや増加している。一方、男子志願者は2023年度が理二に集中した結果、理一が減少。文一と文三は男子志願者の減少が続いている。科類別の女子志願者割合では、もっとも高いのが文三、もっとも低いのが理一で、例年と同様の序列となっている。

 一般選抜の女子合格者数は653人。データが確認できる2009年度以降で初めて600人を超えた。女子合格者割合は21.8%。確認可能な1946年以降で最高値と東大が言及しているという。学校推薦型選抜と一般選抜を合計した女子割合は22.3%で、過去最高値となった。

 合格率(合格者/志願者)は、男子32.5%、女子31.2%。2022年度低下した女子が再び上昇に転じ、男女差が縮まった。文科合計の合格率は、男子32.5%、女子33.9%。2022年度は女子が男子を下回ったが、2023年度は女子が再び上回った。理科合計の合格率は、男子32.5%、女子28.0%。女子が上昇に転じる一方、男子は低下傾向にあり、その差がやや小さくなっているという。

 科類別の合格率をみると、文二と理一以外は女子が男子を上回っている。文一と理三で女子が男子を上回るのは、データが公表された2019年度以降で初めて。一方、理一は男子が2年連続で上昇して40%を超え、女子はほぼ横ばいとなり、過去5年間で男女差がもっとも大きくなった。

 2023東大入試状況ではこのほか、「学校推薦型選抜」「一般選抜 志願状況」「一般選抜 第1段階選抜」「一般選抜 最終合格者最低点・平均点」「一般選抜 現浪別割合」を掲載。詳細は、東大研究室のWebサイトから見ることができる。

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