「近所の家から白い煙。変なニオイもしたので消防を呼んだら、なぜか私が責められて...」(大阪府・30代女性)
2021年6月7日(月)11時0分 Jタウンネット
近所の家から煙が上がっていたから消防に通報したのに、余計な騒動を起こすなと責められた——。
今回紹介するのは、大阪府在住の30代女性が体験したご近所トラブルだ。
ある日の夕方、近所からプラスチックが熱で溶けているような異臭を感じた。慌ててベランダに出ると、辺りは真っ白!
すぐ近くの家のベランダから煙があがっているのがわかった。
「火事だ!」と思い慌てて消防に通報したのだが、煙の元の家の住人からは感謝されるどころか......。
「大丈夫って言ったやろ!」と責め立てられ...
休日の夕方のことです。突然プラスチックのような何かが熱で溶けているような異臭を感じました。
夕飯時なので調理をしていたこともあり、家族全員で自宅の熱源を点検しましたが原因が見当たりません。
当時は風が強く黄砂が酷かったので、窓は全て閉め切っていたのですが、換気のため窓を開けました。
すると、真向かいの家がかすかにしか見えないくらい辺りは白くなっていて、煙の臭いもしたので咄嗟に火事だと思いました。
ベランダから辺りをうかがうと、すぐ近くの家のベランダから白い煙がモクモクと出ているのが見えました。
夫と息子が煙の出ている家へ安否確認に行っている間、私は消防に電話をかけました。
ただ、火こそ出ていないものの煙で近所一帯視界が悪く、状況も把握できず詳しい説明ができませんでした。
数分後、夫と息子が帰ってきたのですが、煙の出ている家のご主人に「大丈夫やから」の一言で追い返されたそうで、煙の原因も状況も分からないままでした。
電話がまだ繋がっていたので、消防には出煙元の本人が大丈夫だと言っている旨を伝えましたが、安全確認のため消防車を出しますとのことでした。
出煙元のご主人に消防が来ることを伝えると、
「だから大丈夫って言ったやろ、何で通報すんねん」
と強い口調で責められました。
消防車が到着した頃には煙もおさまり、一帯の空気も入れ替わり、視界もだいぶ戻っていましたが、警察も来る騒動になりました。
煙の原因はご本人に直接聞いてませんが、警察の事情聴取でベランダで炭をおこした際アルミに火がついてしまったと説明しているのを小耳に挟みました。
幸い大事に至らず安全確認もできたところで、事態を把握しないまま通報したことは浅はかだったと反省し、消防と警察にはお騒がせしましたと私達が謝り、騒ぎを聞きつけて出てきたご近所さんにもお詫びしました。
ただ、通報したことで騒動になったという空気になってしまい、とても理不尽さを感じました。
自分のした事を正当化するようで恐縮ですが、家族が喘息を持っているので煙は大敵であり、煙が辺り一帯に充満している時は不安で仕方なく冷静ではいられませんでした。
軽いボヤ騒ぎ程度の煙ではなかったので一切笑い話にはできませんし、納得いかないどころか、憤りさえ感じています。
消防士さんに通報ありがとうございますと言われたのが唯一の救いでした。
その後、出煙元のご家族とは会っていませんが、防災に対しての意識の違いなのか未だにモヤっとしています。
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