「携帯ショップの床にばしゃっと広がった私の血。動けずに呆然としていると、背後から...」(大阪府・40代女性)

2023年6月7日(水)11時0分 Jタウンネット

シリーズ読者投稿〜あの時、あなたに出会えなければ〜 投稿者:Tさん(大阪府・40代女性)

Tさんは第二子の出産予定日2週間前に、機種変更のために携帯ショップへ向かった。

諸々の手続きを済ませて立ち上がった瞬間、まさかの事態が発生し......。

<Tさんの体験談>

11年半前、第二子の出産直前のことです。

出産予定日の2週間前、携帯の機種変更をするために、最寄り駅近くの携帯ショップへ行きました。白を基調とした内装のお店でした。

破水してしまったか...

機種絵変更の手続き途中、「プシュ」と股間辺りから何か生暖かいものが漏れ出る感覚あり、破水してしまったかと不安になりました。

そして手続きが終わって席を立った瞬間、「バシャー」っと床に結構な量の鮮血が広がったのです。

「あー...」と声を出しながら動けずに数秒呆然としていると、背後から「その人妊婦やろ!はよ救急車呼んだり!」と近くのご婦人が叫んで、その声で店員さんが動き始めて下さいました。

私は再度イスに座らせて頂き、救急車を呼んでもらって、産院へ行くことができたのでした。

翌日、無事第二子を出産。母子共に健康でした。

白い床の一部とイスを赤く染めてしまい、ご迷惑をおかけしたショップへは新しいタオルとお礼の品をお持ちして娘が3か月の頃、一緒にご挨拶に行きました。

しかし、あの第一声を発して下さったご婦人は分からず...。パニックを起こさない様に必死だった私はただただ自分のお腹を見ていたのでお顔も見ていません。

私たちの無事をお知らせしたかったです。あの時は本当にありがとうございました。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

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読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度〜)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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