たった5分で完璧な栄養バランスの朝食が作れる! 無調整豆乳で作るマグカップ朝食レシピ
2022年6月7日(火)10時50分 食楽web
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豆乳といえば、腹持ちが良く、タンパク質もたっぷりなので朝食にぴったり。そのまま飲んだり、コーヒーや紅茶に加えてラテにしたりと、使い道もさまざまです。そしてスーパーで手軽に買える豆乳の定番といえば、冒頭の画像にも載せたキッコーマンの「おいしい無調整豆乳」ですよね。
いま、そんな同社が提案する朝食レシピ「豆乳マグ朝食」がじわじわ人気を集めているのをご存知でしょうか。いずれのレシピもマグカップひとつで作れるので、包丁もフライパンも不要。これなら慌ただしい朝にも手軽に朝食が作れそうです。今回はおいしい無調整豆乳を使った4つのレシピをご紹介しましょう。
白だしと卵で「ふんわり卵の和風豆乳スープ」
豆乳と卵で朝からしっかりタンパク質が摂れる
最初に紹介するのは、冷蔵庫によくある食材で簡単に作れる和風スープです。用意するには、無調整豆乳、刻み青ネギ、白だし、醤油のみ。
材料
・無調整豆乳……150ml
・卵……1個
・刻み青ネギ……大さじ1
・白だし……小さじ2
・醤油……小さじ1
作り方
1.マグカップに豆乳、白だし、醤油を入れ、600Wの電子レンジで2分加熱します。
2.加熱を終えたらすぐに溶いた卵を加え、刻み青ネギを加えれば完成です。
優しい出汁の味わいとまろやかな豆乳の相性が良く、ごはんを加えて雑炊風にして食べるのもアリ。身体がほっと温まるので、クーラーで身体が冷えやすい夏場にも安心なスープです。
台湾でおなじみの「とろたまシェントウジャン」
台湾のシェントウジャンは卵を入れないが、豆乳+卵で栄養価も高いスープになる
豆乳を使った温かいスープといえば、台湾の定番朝食「シェントウジャン」を思い浮かべる人もいるでしょう。鍋で豆乳を温めて作るのもいいですが、マグカップなら洗い物もほとんど出ないので楽チンです。
材料
・無調整豆乳……150ml
・卵……1個
・青ネギ……1本(市販の刻みネギでも可)
・酢……大さじ1/2
・鶏がらスープの素……小さじ1
・醤油……少々
・ラー油(ごま油でも可)……少々
作り方
1.マグカップに豆乳、卵の白身、鶏がらスープの素を入れ、ふんわりラップをかけ、600Wの電子レンジで2分半加熱します。
2.加熱後、ざっくり混ぜ合わせて酢を回しかけます。
3.調理バサミでカットした青ネギと卵黄を載せ、ラー油と醤油を回しかけて完成。
豆乳に酢を混ぜるととろみが出て、おぼろ豆腐のような感じになる(食楽web)
筆者はシェントウジャンが好きで自宅でもたまに作るのですが、確かにとろみのある豆乳はまるでシェントウジャン! そのまま豆乳を飲むよりも満足感が得られるので、朝食にぴったりの一品です。
より本格的なシェントウジャンに近づけたい人は、オーブントースターで油揚げをカリッと焼き上げて、一口大にカットしてのせるのがオススメです。
「豆乳ヨーグルトボウル」は豆乳をヨーグルト風にアレンジ
はちみつを加えることでヨーグルト感が増す
豆乳と酢の組み合わせはヨーグルトのようなとろみが生まれるので、はちみつを加えてさっぱりしたヨーグルト風にして楽しむこともできます。乳製品が苦手な人もこれなら安心して食べられるはず。
材料
・無調整豆乳……100ml
・はちみつ……大さじ1
・酢……小さじ1 (好みの酢で可)
・グラノーラ……大さじ4(コーンフレークでも可)
・バナナ……1/2本(好みのフルーツで可)
・いちご……2個(好みのフルーツで可)
作り方
1.マグカップに酢とはちみつを入れ、よく混ぜたら豆乳を加えてさらに混ぜます。これで豆乳がヨーグルト風に。
2.グラノーラとフルーツを加えれば、豆乳ヨーグルトボウルが完成。
ひと手間加えるだけでおしゃれさもアップするのがこのレシピのいいところ。朝食を食べるのが楽しくなるアレンジ術といえるでしょう。
「フルーツ豆乳パンプディング」もレンチンで完成
今回はミントが手に入らなかったのではちみつをかけただけだが、それでも華やかな見た目に仕上がった
パンプディングといえば作るのが面倒なイメージがあるかもしれませんが、実は電子レンジで簡単に作れるんです。豆乳と卵でタンパク質、パンで炭水化物、フルーツでビタミンと、栄養バランスのいい食事がマグカップひとつで出来上がりますよ。
材料
・調製豆乳……100ml
・卵……1個
・砂糖……大さじ2
・食パン……1枚
・冷凍ベリーミックス……大さじ2
・はちみつ、ミント……お好みで
作り方
1.350mlの大きめのマグカップに豆乳、卵、砂糖を入れてよく混ぜます。
2.続いて、パンを調理バサミでひと口大に切って混ぜ合わせ、水分を吸ってきたら冷凍ベリーミックスを加えてざっくりと混ぜ合わせます。
3.ふんわりとラップをかけ、500Wの電子レンジで3分加熱。最後にお好みではちみつをかけ、ミントを飾りましょう。
豆乳と卵をたっぷり吸い込んだパンプディングはふんわりした食感で、甘酸っぱいベリーとも相性バツグン。見栄えもよくて、食後のデザートにもぴったりです。
まとめ豆乳を飲むのが苦手な人も、こうしてアレンジすればおいしく豆乳が飲めます。実は筆者も豆乳をそのまま飲むのが苦手なのですが、今回試したレシピはどれもおいしくいただけました。朝食だけでなく、おやつや夜食でもぜひお試あれ!
●著者プロフィール
今西絢美
「おいしいものナビゲーター」として、調理家電や食に関する記事を執筆。フードツーリズムマイスター、利酒師の資格も持つ。