今年60歳になる人のバブルエピソード 「10年預金したら残高が倍」「同時に6人の女性と付き合っていた」
2018年6月8日(金)18時36分 キャリコネニュース
プルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命保険6月6日、「2018年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」の結果を発表した。調査は今年4月にインターネットで実施し、今年還暦を迎える1958年生まれの男女2000人から回答を得た。
今年60歳になる人に還暦を迎える実感を聞くと、「実感がわかない」が72.7%となった。自身は何歳相当だと思っているかを聞くと、平均精神年齢が45.6歳、平均肉体年齢が54.5歳で、実年齢よりそれぞれ13.7歳と4.8歳若いと感じているようだ。
人生の中で黄金期を感じる時期があると回答した人(1792人)に、何歳の頃の自分が最も輝いていたかを聞くと「30〜34歳」(19.5%)が最多。また幸せの絶頂を感じる時期がある人(1620人)に、いつが幸せの絶頂だったかを聞くと、これも「30〜34歳」(21.5%)が最多となった。
「毎日忙しかったのに、帰宅後入浴を済ませてディスコ」「ボーナスが10か月分」「30〜34歳」は1990年前後でバブルの真っ最中にあたる。全員に「バブル期ならでは」と思える体験エピソードを聞くと、最も多かったのは「激務・多忙だった」(114件)。
「とにかく仕事が忙しい時期が多かった」(男性)
「0時帰宅は当たり前だった」(男性)
次いで「仕事が順調だった」(66件)で、「仕事依頼がひっきりなし。言い値で請求できた」(女性)という人も。3位は「飲み会や仕事後の遊びが多かった」(55件)で、
「仕事が終わったらフィーバーだぜ!といって六本木に繰り出した」(男性)
「毎日忙しかったのに、帰宅後入浴を済ませてディスコに出かけた」(女性)
といった声があった。4位は「タクシーを頻繁に利用した」(52件)が続く。5位は「バブルを感じなかった」(50件)だが、6位「給与・年収が高額だった」(45件)、7位「ボーナスが高額だった・手当が支給された」(44%)で、中には
「30代で年収1000万円という掛け声があった」(男性)
「ボーナスが10か月分出た」(女性)
という人も。
「結婚式で、ゴンドラ・煙の中から新郎新婦が登場」マネー・不動産に関するエピソードを聞くと、1位は「預金の金利が高かった・預金が触れた」(124件)で、「10年で預金が倍になった」(女性)、「預けるだけでいつの間にかお金が増えていた」(女性)などの声が寄せられた。
2位以降、「不動産を購入した」(99件)、「給料・ボーナスが高額だった」(79件)、「不動産価格の高騰を目の当たりにした」(59件)、「生活に余裕があった」(37件)、「株などの投資、資産運用で利益が出た」(36件)と続く。
結婚・恋愛に関して聞くと、最も多かったのが「結婚式が豪華・派手だった」(66件)で、「1度の結婚で、国内と海外で2度式をあげた」(男性)、「友達の結婚式で、ゴンドラ、煙の中から新郎新婦が登場した」(女性)という経験を持つ人もいた。
2位は「モテた・たくさんの人と交際した」(34件)で、中には「お付き合いをしていた相手が、同時に6人いた」(男性)という人や、3位「デートやプレゼントが豪華だった」(30件)では「誕生日に100本のバラが届いた」(女性)という人がいるなど、トレンディドラマさながらの回答が挙げられた。