千葉銀行「厳格なツイートを心がけております」 初日の投稿は...「よろしくお願いしマッチョ」「海苔食ってノリノリwww」

2022年6月8日(水)18時0分 Jタウンネット

ツイッター上には個人のアカウントだけでなく、企業の公式アカウントも数多く存在している。

中には「ゆる〜く発信します」「時々ふざけます」と、プロフィール欄で親しみやすさをアピールするアカウントもあるのだが、すべてがそうではない。

例えば、千葉市中央区に本店を置く千葉銀行もその1つ。6月1日に始動したばかりのツイッターアカウント(@chibaginkousiki)のプロフィール欄には、こんな一文が書かれている。

「金融機関として、厳格なツイートを心がけております」

さすがは銀行とあってキッチリしている。では、肝心のツイートがどうなっているのか。6月1日に投稿された最初のツイートを見てみると......。

「厳格」どこいった?

あれ? プロフィールには「厳格」と書いてあったはずなのに、妙にゆるい。

でも、もしかしたら、サービスで最初のツイートだけジョークを交えたのかもしれない。他の投稿も見てみよう。

最初のツイートと同じ1日、同行の子会社が運営する購入型クラウドファンディングサイト「C-VALUE byちばぎん商店」(@cvaluejp)の海苔の紹介ツイートには、引用リツイートで......。

これだけではない。同行のツイッターアカウントは1日以降も、担当者と思しき人物のお昼ご飯の報告をはじめ、銀行の業務とは関係ないに違いないポケモンに関するツイート(「ポケモンSV新情報キター」)までしていて、ずっとゆるゆるで運用されているのだ。

——思わず、厳格という言葉を辞書で引きなおしてしまった。日本国語大辞典には、こう書いてあった。

「不正やごまかしや怠慢を少しも許さないというような、きびしい態度や様子」

一体どこを目指しているの?

「厳格」さとはかけ離れているように感じられる投稿の数々は、あるツイッターユーザーのツイートをきっかけに注目の的に。多くのユーザーから、そのギャップを面白がる声が寄せられている。

「プロフは伏線でしたね。やりおるな、千葉銀行」
「厳格とはなんぞや(笑)」
「千葉銀は信用できる。確信した」

ちなみに千葉銀行はアカウントが話題になっていることを把握しているようで、6日10時33分、こんなツイートを投稿している。

「厳格」が完全な"振り"になっているではないか......。千葉銀行はいったい、何を目指しているのか。Jタウンネット記者は6日、同行広報部のマスコミ担当者に話を聞いた。

アカウントの運用方針などを聞くと、「公式アカウントは開設してからまだ日が浅いため、導入の目的や狙いなどの外部へのご説明は、しかるべき時期となるまで差し控えたいと存じますのでご了承ください」。

その一方で、こうも説明している。

「『将来のお客さまとなる若年層世代の認知度拡大』と『ゆるやかな繋がり』を目指しております」

これからどんな「厳格な」つぶやきを発信していくのか。千葉銀行のアカウントから目が離せない!

Jタウンネット

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