2022年卒学生の内定率(6/1時点)71.8%…就活調査

2021年6月8日(火)14時15分 リセマム

6月1日時点の内定状況

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2022年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)の2021年6月1日時点の内定率は、前年同期を7.8ポイント上回る71.8%であることが、ディスコが6月7日に発表した調査結果(速報版)より明らかとなった。

 就職活動調査は、2022年3月に卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に実施。6月1日から6日に調査を行い、1,217人(文系男子386人、文系女子361人、理系男子333人、理系女子137人)の回答を得た。なお、今回発表されたのは速報版であり、確報詳細レポートについては6月下旬の発行予定。

 採用面接が解禁となった6月1日時点の内定率は、前年同期を7.8ポイント上回る71.8%。先月調査(5月1日)からの1か月間で13.4ポイント上昇した。就職活動終了者は全体の47.5%で、前年同期を12.3ポイント上回った。

 内定取得学生のうち就職先を決めていない者にその理由を聞いたところ、「本命の企業が他にあり、まだ選考中」という回答が46.2%でもっとも多く、前年より8.9ポイント減少。ついで、「内定を得たが自分に合っているかわからない」24.1%、「複数内定で優劣つけがたい」13.8%、「勤務地や給与など待遇面に不満」7.1%、「公務員試験等の結果を見てから」3.2%、「内定企業の実績の先行きが不安」1.8%という結果だった。

 未内定の学生に内定獲得の見通しを聞いたところ、「選考中の企業はあるが、内定が出るかわからない」という回答が53.1%でもっとも多く、「選考中の企業はなく、まったく見通しが立っていない」20.4%と合わせると、未内定者の7割強が先の見えない状況であることがわかった。「近々内定をもらえる見通しが立っている」と回答したのは10.5%で、前年より2.4ポイント減少している。

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