選択肢はりんごジュースのみ! 青森にラインアップがぶっ飛んだ自販機があった

2019年6月9日(日)11時0分 Jタウンネット

青森の特産品といえば、なんといってもリンゴ。旅行に行ったら食べたいものの一つだが、JR青森駅と新青森駅にはまさに「リンゴ尽くし」の自動販売機があるという。


さすがというべきか...リンゴジュース以外の選択肢がない。威圧感すら感じさせる自販機に、ツイッターでは、


「さすが青森、自販機りんごジュースしかないwもちろん美味い」
「全部リンゴジュースだが各種味が違う。俺でなきゃ見逃しちゃうね」
「このインパクトが好きで青森市に行く度に買って飲んでます」



と話題になっている。


いったいなぜ、このような自販機が設置されたのだろうか。


原材料はリンゴのみ


JR東日本盛岡支社青森支店の広報担当者によれば、自販機が設置されたのは2017年12月。エキナカを中心とする自販機事業を手掛ける「JR東日本ウォータービジネス」の当時の発表によると、JR青森駅東口コンコース駅正面出入り口付近と、新青森駅の在来線乗換改札内エスカレーター付近に設置されたという。


当時の発表によれば、青森県を盛り上げる一環として設置されたとのこと。青森駅と新青森駅ではデザインが異なり、それぞれのコンセプトがあるようだ。


赤リンゴと黄リンゴが全体にあしらわれ、ピンクの柔らかい色調がベースとなる青森駅は、


「子どもからお年寄りまで、JR青森駅を訪れる人の心を和ませ、元気な気持ちにしたいという想い」



があったという。対して新青森駅は、新幹線と在来線の乗り換え通路という人が常に流れる場所にあるため、遠くからでもパッと目を引く「岩木山」と「りんごの樹」を壁全体に描いたとのことだ。


中に入っているのは、JRオリジナルの飲料ブランド「acure」(アキュア)の青森りんごシリーズ。


酸化防止剤を使用することなく「密閉搾り」という技術を用いた、原材料はリンゴだけの果汁100%ジュースだ。青森駅のラインアップは19年5月30日時点で「りんご・トキ・つがる・王林・ふじ」となっているが、ツイッターの投稿を見る限り時期によって変化しているようだ。


280ミリリットルで160円と少しお高めだが、リンゴそのものの味が楽しめる上、いろいろな種類を飲み比べできる自販機はほかにはあるまい。青森駅・新青森駅に立ち寄った際は、ぜひ探してみてほしい。

Jタウンネット

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