ツウな呑んべえも太鼓判! 京成立石のたこ焼き店『たこ焼大ちゃん』がおいしい理由
2023年6月9日(金)10時49分 食楽web
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●入れ替わりが激しい飲み屋街で何十年も愛され続ける『たこ焼大ちゃん』の魅力を探ってみた。
せんべろで有名な京成立石。そこは小規模の飲み屋が数多くある呑んべえ達の憩いの場です。しかし、立石は飲み屋だけだと思ったら大間違い。競争の激しい立石の飲食店の中で、『たこ焼大ちゃん』は地元民の小腹を何十年も満たし続けているのです。立石っ子たちは縁日ではなく、この店の「たこ焼」に慣れ親しんできた人も多いでしょう。
立石駅南口の立石駅通り商店街を中程まで進み、左に曲がると公園の手前に見えるのが『たこ焼大ちゃん』。「たこ焼」の文字が浮かぶ赤いちょうちんが目に飛び込んできます。この日はたまたま客足が途切れたタイミングに行きましたが、いつもは「たこ焼」を買い求める人たちで賑わっていますよ。
店主は道頓堀で修業し本場の味を学んだあと、立石でたこ焼屋を開きました。焼き方も昔ながらの焼き方をしているそうで、筆者の大阪出身の親戚にお土産は何がいいかと訪ねると、「たこ焼大ちゃんのたこ焼がいい」と言われるほど。道頓堀の文字は伊達じゃありません。店員さんたちの華麗なピックさばきは、ずっと見ていたくなります。
「たこ焼」は持ち帰り客も多いですが、店の前に置かれたベンチで味わってもよし。食べている人を見たら、思わずたこ焼を買いたくなるほどいい表情を浮かべているんです。
呑んべえ達は近くのコンビニやスーパーでアルコールを買ってから「たこ焼」を買い、飲み食いしています。彼らは酒に合うものをよく知っていますね。
立石で缶ビール片手に本場・大阪の「たこ焼」が食べられる!
8個入り1パック500円、3パックまとめて買うと1400円とお得に(いずれも税込)
たこ焼きにかけるものといえば、ソースとマヨネーズを思い浮かべますよね。甘いソースの香り、上がる湯気とふわふわ揺れる大きな削りのかつお節に食欲がそそられます。
まずは、濃い目のソースとマヨネーズが混ざり合う、大ちゃん定番の「マヨネーズソース」で食べてみましょう。
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たこ焼は丸くて大きめ。1パックで十分1食になるボリュームです。アツアツの時は、口の中を火傷しないように注意して食べてください。
食べれば、中はふんわり。生地は口の中でとろけていきます。
注文時に青のりやかつお節をかけないようにお願いすることも可能
ソースとマヨネーズの酸味と甘みのある味に、青のりの香ばしさ、かつお節の旨味が混ざり合い、たまらないおいしさ。
焼き立ての「たこ焼き」に出会えば、生地はふわふわ。鉄板の上でしばし客待ちしていた場合はしっかりと食べ応えあり。どちらも甲乙つけがたい旨さです。
さらに、 “たこ”の食感も秀逸なのです。焼き立てを食べると、噛み締めたたこはプリプリ、ジュワッと旨味が染み出して幸せ。実は刺身にも使える新鮮なものを贅沢に使用しているんだそうです。
さっぱりしょう油ソースはお酒にピッタリソースは、マヨネーズソース以外にも3種あります。先ほどのマヨネーズソースはこってり甘さのある味だったので、次はさっぱり系のしょう油ソースでいただきました。
香ばしいしょう油の香りが広がります。ソース系よりあっさりした味わいなので、より粉や素材のおいしさを感じられました。お酒がとてつもなく飲みたくなる味です。
まとめ『たこ焼大ちゃん』の「たこ焼」を食べれば、とろとろにやわらかい生地に病みつきになります。食事のメイン料理にしても良し、酒のお供にしても良しの立石のソウルフードです。
(撮影・文◎乃々)
●DATA
店名:たこ焼大ちゃん
住:東京都葛飾区立石1丁目12−6
営:平日12:00〜20:00、土日12:00〜19:30
休:水曜