「過去のヘイトスピーチ」が原因? 『二度目の人生を異世界で』アニメ化中止に賛否

6月9日(土)8時58分 STANDBY


原作者が過去にTwitterに投稿したヘイトスピーチが原因で、テレビアニメ『二度目の人生を異世界で』の製作が中止となった。

10月から放送される予定だったテレビアニメ『二度目の人生を異世界で』。原作は、ホビージャパン・HJノベルスから刊行されている同名のライトノベル『二度目の人生を異世界で』で、94歳で死ぬはずだった主人公が異世界に転生し、冒険を繰り広げるという物語だ。

アニメ化が発表された5月下旬、原作者・まいん氏が2013年ごろにTwitterで中国や韓国に対してヘイトスピーチを行っていたことが発覚し、問題視されていた。6月5日には、まいん氏がTwitterに、

“【お詫び】私の過去のいくつかのツイートにつきまして、多くの方に非常に不快な思いをさせてしまう、不適切な表現がありましたことを深くお詫び申し上げます”

と謝罪文を掲載。さらに

“また自著「二度目の人生を異世界で」の一部表現に関しても、自らの拙い文章表現と軽率な発言により、不快感をを与える文章となってしまっていることを、併せてお詫びいたします。”(原文ママ)

として、ウェブ上で公開されている作中の問題部分を修正し、書籍版についても修正ができないか出版社に相談すると述べている。

原作者の謝罪を受ける形で、翌6日には、アニメ版に出演する予定だった4人の声優が降板を発表。続けて、出版元のホビージャパンは原作ライトノベルの出荷停止を決定した。そしてついには、アニメ版の公式サイトに、

“アニメ化発表以来、一連の事案を重く受け止め、
本アニメの放送及び製作の中止をお知らせ致します。

みなさま、及び本作品の制作に関わった方々には多大なるご迷惑、
ご心配をおかけしました事、心よりお詫び申し上げます。”

とのメッセージで、アニメ版の製作中止がアナウンスされた。

過去のヘイトスピーチが発端となった今回の騒動。Twitterでは、

“これってさ、言論や表現の自由が云々より「そういう発言したらアカンやろ」って言う「人として基本的なところ」よ。うん。”
“擁護したいけど、予想以上に酷いな。”
“『二度目の人生を異世界で』の人のヘイトスピーチってわりと昔のやつをなのか 昔の事を今出してくるとか嫌がらせな所もある気がするが言葉気をつけないといけない世も末だぜ ”(原文ママ)
“二度目の人生を異世界でのアニメ制作中止の件は駄目な前例を作っちゃった感がしないでもない そらヘイトスピーチはやっちゃいかんってのは分かるんだけど ”

と、様々な意見が交わされている。「ヘイトスピーチがいけない」ということは前提にありながらも、過去の発言が原因となり、アニメが製作中止になったことについては疑問を抱くネットユーザーも少なくないようだ。
(小浦大生)

■関連リンク
・TVアニメ「二度目の人生を異世界で」公式サイト
http://nidomeno-jinsei.com/

・mine(@mine_time2010)さん | Twitter
https://twitter.com/mine_time2010

・「二度目の人生を異世界で」での検索結果 – Yahoo!検索(リアルタイム)
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p=%E4%BA%8C%E5%BA%A6%E7%9B%AE%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%82%92%E7%95%B0%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%A7

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