ジョディ・カマーのウエストエンド初舞台 NTLive「プライマ・フェイシィ」8月5日公開

2022年6月10日(金)20時0分 シネマカフェ

「プライマ・フェイシィ 」NTLive Prima Facie

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英国で話題の舞台を収録して世界の映画館で上映するナショナル・シアター・ライブから、ジョディ・カマー主演のひとり舞台「プライマ・フェイシィ」が8月5日(金)より劇場公開されることが決定した。

主人公テッサは若く優秀な法廷弁護士で、労働者階級から身を起こし、ひたすら戦い続けてトップクラスの弁護士となった。しかし予期せぬ出来事で、彼女は家父長的な法の力、立証責任、モラルの境界線などといった法律と社会が抱える矛盾などに直面することに。感情や経験が社会のルールと衝突し、引き起こす問題の核心に迫っていく。

世界の映画館では7月21日(木)から劇場公開。字幕制作が必要な日本で世界公開から2週間後に公開されるのは、ナショナル・シアター・ライブ・ジャパンとしても初の試み、本国公開からの最速公開となる。

人気ドラマ「キリング・イヴ/Killing Eve」でプライムタイム・エミー賞ドラマシリーズ部門主演女優賞と英国アカデミー賞テレビ部門主演女優賞を受賞し、リドリー・スコット監督の『最後の決闘裁判』ではヒロイン役を演じたジョディ。

14社が争奪戦を繰り広げ、HBOが放送権を獲得した小説「Big Swiss」のドラマ化で主演が決定したり、ベネディクト・カンバーバッチの制作会社が参加する映画『The End We Start From』(原題)にも主演が決まっている。

ジョディからは「本来は生でチケットを入手した人しか観られない演劇『プライマ・フェイシィ』を、NTLiveを通して世界中の人に観てもらえる機会ができることをとても嬉しく思っています」とコメントが到着した。

スージー・ミラー作の「プライマ・フェイシィ」は2018年グリフィン・アワード、2020年オーストラリア・ライターズ・ギルド・アワード、2020年デヴィッド・フィリアムソン・アワード(Outstanding Theatre Writing部門)などを受賞し、今年ハロルド・ピンター劇場で英国の初演を迎えた。ジョディにとってはウエストエンドデビューとなる舞台となる。

ジャスティン・マーティン(2017年の舞台「ジャングル」をスティーブン・ダルドリーと共に演出)が演出を務める本作は、ロンドン・ウエストエンドのハロルド・ピンター劇場で撮影された。

「プライマ・フェイシィ」は8月5日(金)〜【東京】TOHOシネマズ 日本橋、【大阪】大阪ステーションシティシネマ、【福岡】中洲大洋劇場ほかにて公開。

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