お裁縫とは喜怒哀楽のドラマ 「お裁縫の楽しさ」描いたイラストが話題

6月11日(月)17時7分 おたくま経済新聞


 お裁縫……。普段はしないまでも学生の頃の家庭科の授業で経験したことがある、という方が大半だと思います。そんなお裁縫経験者全員が「あるある」と思わず頷いてしまう内容がツイッターで話題になっています。寄せられた意見の殆ども「よくあって泣ける」という声。

 ヤマタカエさんが紹介したイラストには、裁縫における4つのポイントが描かれています。

■縫う途中でできる「謎のコブ」

 まず一つめは謎のコブ。針と糸で縫い進めるうち、糸を引っ張ると突如できるコブです。

 糸が長すぎて引く時に絡まるパターンと、縫い進めるうちに糸が毛羽だってしまい、そこにコブができるパターンとがあるのですが、いずれにせよこれが出ると激しくイラッとしてしまいます。

 絡んでいる場合には糸をほどいてしまわない限りは縫い進めることができず、かといって切ってしまえば今度は縫った部分をまたほどかねばならず……。どちらの対応でもイライラしてムキーっ!となります。

■最後の最後でミスりがちな「玉どめ」

 縫いはじめの第一歩で糸を引くと、たまに起きるスポーンという抜け感。布の織り目のスキマを玉どめが通り抜けてしまう場合に起きる現象です。まぁでも最初の一縫いなら、玉どめのサイズを大きくするなりですぐリカバリーできるので良いのですが……問題なのは、最後の玉どめ。

 縫い終わりの最後に針に糸をクルクルっと巻き付け、スーッと引くと……糸の途中にできてしまう玉。おかげで綺麗に始末することができないという、こちらも裁縫あるあるの一つです。押さえて針を引き抜く時の力加減と、残している糸の長さの関係で、狙ったところで玉が作れなくなってしまうんですよね。

■通りそうで通らない「針への糸通し」

 針に糸を通す時に起こる、これまたあるあるな話ですが、糸の先が毛羽だった状態の場合に針に通すと……。数本より合わさって1本の糸になっていたものが、毛羽が針の穴に引っかかってビロビロとほぐれてしまう現象。他に比べると比較的ダメージの少ない「あるある」ですが、でもなってしまうと一瞬イラッとしてしまいます。

■壊れやすい「ニードルスレイダー」

 そして次にあるのが、「糸通し」こと「ニードルスレイダー(needle threader)」のあるある。ニードルスレイダーの先端を針に通して、通した先に糸を通して最後に引こうとすると……針の穴に引っかかりニードルスレイダーがちぎれて真っ二つ!ニードルスレイダーは裁縫初心者から、老眼が気になりはじめの筆者のような人間にも心強い味方。しかしその実、見た目どおりすごくもろい存在。穴のサイズと糸のサイズが合ってない時に起こる現象ですが、でも手元にそれしかない場合にはついやっちゃうんですよね。壊れたらあーあーとなってしまいます。そしてまた、ニードルスレイダーを針の穴に挿し込む作業も、地味だけど細かい作業でうまくいかなかったり。

 描かれた「あるある」ネタは、裁縫をする上でのイライラポイント。でもこれを投稿したヤマタカエさんは、あえて「お裁縫の楽しさを表現してみました」と紹介しています。

 お裁縫はイラッとくることや失敗して泣けることの連続ですが、だからこそ完成した時の達成感は何にも代えがたいものがあります。それに、仕上がりはともかく、自分で作ったものは売られている商品よりもずっと愛着がわきますしね。ある意味、作る過程から完成まで、喜怒哀楽が連続するドラマチックな作業といえるかも? めんどくさい事が多いけど、物作りとは、失敗込みでやはり楽しいものなんですよね。



<記事化協力>

ヤマタカエさん(@yamatakae)

(宮崎美和子)

おたくま経済新聞

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