話題の「1000円切手」、いったい何に使うの? 日本郵便に聞いてみた

2019年6月12日(水)11時0分 Jタウンネット

切手といえば、まず82円だろう。10円や20円、50円、62円もおなじみだ。だが、「1000円」という高額切手が存在すること、読者の皆様はご存じだったろうか。


1000円切手が注目を集めたのは、ある企業経営者のツイートがきっかけだ。


「インターンの大学生に1000円分の切手を買ってきてとお願いしたら、1000円切手1枚を渡された」という。おそらく82円切手12枚くらい買って来てくれるだろうと、期待していたのかもしれない。ところが、予想外にも1000円切手1枚だった。


これが大変な反響を呼んだことで、次のような反応が出たわけだ。


「1000円切手なんて初めて見た」
「絵柄がリッチな感じですね...笑」
「1000円だと富士山なんだ。いいねえ」



1000円切手が相当新鮮だったようだ。絵柄は、富士山らしい。


Jタウンネット編集部は、日本郵便株式会社に1000円切手について聞いてみた。


「ゆうパック、国際小包、一般書留などに......」


日本郵便広報室の担当者は次のように答えてくれた。


「1000円切手の現在の意匠(デザイン)は『富士図』で、2015年2 月2 日に発行されました。それ以前の意匠(デザイン)は『松鷹図』で、1996年3月28日発行されたものでしたが、『富士図』の発行に伴い販売終了となりました」



ちなみに、1000円切手より高額な切手はないという。それでは、この1000円切手の需要は、どんな場合にあるのだろう?


「ゆうパックなどによく使われていますが、国際小包、EMS(国際スピード郵便)、一般書留、速達などにも使われています。また配達証明等のオプション付き郵便物、重さのある定形外郵便物などにも利用されています」と広報担当者。1000円切手はけっこういろいろ使われているようだ。


それでは、「1000円切手」が購入できる場所を聞いてみた。


「まず郵便局の窓口で購入可能です。また、日本郵便のネット販売でも20枚から購入することができます」と広報担当者。また、コンビニ、スーパーなどの販売所は、場所によって取り扱いが異なるらしい。とりあえず郵便局に行く方が良い。


1000円切手を使いこなす人、ちょっとかっこいいかもかもしれない。

Jタウンネット

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