おもちゃでストレス解消! 疲弊した企業戦士に贈る、おもちゃショー2019ルポ

6月14日(金)19時33分 マイナビニュース

6月13日、東京ビッグサイト(東京都江東区)にて、国内最大規模の玩具見本市「東京おもちゃショー2019」が開幕した。

今年は国内外191社の企業が参加し、会場には約3万5,000点ものおもちゃが展示されているという。今回は、そんな大量の展示商品の中から、大人も一緒に楽しめてなおかつストレス解消に役立つようなおもちゃをピックアップしてみることに。ストレス社会で戦う大人たちが平和にリフレッシュできる方法を探っていこう。

○拳で平和に語り合う「拳闘士」シリーズ最新作

広い会場の中でもひと際注目を集めていたのが、タカラトミーブース内の「拳闘士 ガチンコファイト」コーナーだ。

プレイヤーの動きに連動してパンチを繰り出す人形が対戦するボクシング玩具「拳闘士」。これまでの同シリーズは、コードでつながれたグローブを装着するスタイルで進化を遂げてきた。しかしリニューアルされた今作は、まさかのコードレスでグローブも不要。赤外線センサーが拳の動きを感知してくれるため、素手で殴り合いが楽しめるのだ。

「Fight」という掛け声やゴングの音、歓声など、試合を盛り上げるサウンドも充実。さらに、1人でCPUと対戦できるモードも備えているとのこと。人や物を殴りたい衝動に駆られたときは、同商品のスイッチを入れシャドーボクシングをして気を紛らわそう。

メーカー希望小売価格は5,980円。7月の発売を予定している。

○「握力×体重×スピード=破壊力」の方程式を指で体現

引き続き殴打系。メガハウスが展開している「指ワザ」シリーズでは、ゲームセンターなどでよく見かけるパンチングマシンがコンパクトなサイズでリリースされている。名付けて「デコピンパンチング」(3,980円)。

その名の通り、デコピンで的をはじいてスコアを競うゲームである。威力に応じてパワーゲージが点灯し、1〜999の間でスコアを表示。本日のハイスコアもしっかり出してくるリアルさがたまらない。「左手の小指でデコピンせよ! 」といったミッションが書かれたカードも付属しており、パワーだけでなくテクニックを競う遊びもできる。

○レトロなゲーセン気分を自宅で堪能

「本物のパンチングマシンを殴りにゲーセン行けばいいじゃん」という声も聞こえてきそうだが、過剰なストレスを抱えてしまった人にとって、ゲームセンターに行くなんてのは億劫以外の何物でもないのである。一緒に行く友達もいないし。しかし、無心でゲームに興じるのは現実逃避の手段としても有効なのである。

ということで、次もゲームセンター系の商品をご紹介。前を通る大人たちがことごとく吸い込まれていくブースを覗いてみると、そこには手のひらサイズのゲーム筐体「レトロアーケードシリーズ」が並んでいた。

「パックマン」に「ギャラガ」「マッピー」「空手道」と、実際にプレイ可能な名作の数々に思わず興奮。現在のラインナップは1商品につき1タイトルのみ収録というものがメインとなっているが、今年の年末には20種類のゲームを搭載したデラックスモデル「レトロアーケードLL<ナムコミュージアム>」の発売も予定しているとのこと(全てオープン価格)。

○ガトリングガンを安全に嗜む

ここまで紹介したようなおもちゃでは、スケールが小さすぎて満足できないという人もいるだろう。そこで、バカでけぇガトリングガンの登場だ。

ハズブロジャパンのブースには、アメリカ生まれのトイガン「NERF(ナーフ)」シリーズが武器庫のようにズラリと陳列されていた。その中でもずば抜けたインパクトを放っていたのが、「エリート タイタン CS-50」(1万7,900円、10月発売予定)である。

ガトリングガンは、ストレスとは対極に位置する存在なのではないかと思う。映画『ターミネーター2』でガトリングガンをぶっぱなしていたシュワちゃんも、眉間に少しシワを寄せてはいるものの、その表情はどこか楽しそうですらあった。そりゃどう考えてもあんなに銃を乱射したら気持ちいいに決まっている。

「対象年齢8歳〜」という情報がにわかに信じがたいサイズ感ではあるが、弾はスポンジ製なので安全性は◎。BGMを自前で用意し、臨場感を高めて楽しむのがオススメ。

○純情可憐な君と手裏剣投げたい

ガトリングガンをぶっかました後、興奮冷めやらぬまま鼻息荒めに会場内を歩いていたところ、耳元で突然「最近、手裏剣投げてます? 」とささやく声が。不覚にも背後を取られてしまった。忍(しのび)だ。

言われてみれば、たしかに何年も手裏剣を投げていない。投げたい。そう思い、導かれるようにブースへ足を運ぶと、そこには「ニンジャ トレーナー」と呼ばれるゲームが展示されていた。

同商品は、いわばダーツの手裏剣バージョン。ダーツメーカーのダーツライブが日本忍者協議会とコラボし開発したものだという。樹脂製の的には生け花に使う剣山のように無数のトゲがついており、そこに刺さる手裏剣も樹脂でできている。実際に投げてみると、サクッと刺さる爽快感がなんとも心地いい。忍者さながらに心頭滅却し、ストレスを忘れよう。

○ボイスチェンジャーで吠えまくる

忍ぶのもいいが、たまには大声を出したい。でも家の中で怒鳴ったら近所に迷惑がかかってしまう。そんなときに役立ちそうなのが、「『チコちゃんに叱られる! 』 チコっとボイスチェンジャー」(2,200円、6月下旬発売予定)。

NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる! 」の世界を疑似体験できる同商品。使い方は至ってシンプル。スイッチを入れマイクに向かって話すだけで、自分の声がチコちゃん風の声にチェンジするのだ。これを使って「ボーっと生きてんじゃねーよ!! 」とシャウトすればストレス発散になるうえに、近隣住民に対しては同番組を見ているだけであるとカモフラージュもできてしまう。とはいえ大きすぎる音を出すことは結局トラブルの引き金となってしまうので、節度を守ってシャウトしてほしい。

○動物が持つ癒しの力は偉大

無意識にInstagramを開き、可愛い動物の写真や動画を延々と眺め続けていたら夜が更けていた。そんな夜をいくつも越えて我々は生きている。そうなってくるといよいよキャパオーバーが近いなと感じるが、一方で、動物の癒しパワーのすごさも痛感する。

やはり動物は最高だ。動物の赤ちゃんは最高の上をいっている。だがしかし、金も時間もないのでペットは飼えない。詰んだ。そこで出会ってしまったのが、「夢ペット 産んじゃったシリーズ」(各5,800円、10月31日発売予定)。なんとこの商品、動物のお産のサポートを疑似体験できるというのだ。

ペットのお腹の中には子どもがおり、背中を撫でたりして可愛がると徐々に産気づいた鳴き声を上げるように。そのまま世話を続けるとBGMとともに子どもが生まれ、その後は授乳まで体験できてしまう。バリエーションは、「ねこ」と「いぬ」と「うさぎ」の3種。完璧だ。

○美女×寿司でストレスフリー

ここまで長々と語ったが、結局のところ筆者は単純でバカな男なので、美女に囲まれて美味い飯が食えれば多少のストレスなど気にならないだろうし、他に何もいらないような気がしてきた。最新のおもちゃたちは、そんな下卑た空想すらも現実のものにしてくれる。

会場でふいに見つけてしまった「リカちゃん くるくる回転寿司」(6,980円)のリアルな作り込みっぷりは、空想と現実の境目を曖昧にさせるほどだった。値段によって異なるお皿のデザインや、お茶サーバーに湯呑を置いたときに流れるコポコポという現実感のある音響、お持ち帰り用のボックス、お皿返却口にお皿を入れると再生されるおもしろサウンド、寿司屋の店員さん風ドレス……隙がない。

スーパーで半額シールが貼られたお寿司でも、「リカちゃん くるくる回転寿司」を眺めながら食すことでその価値は何倍にも跳ね上がることだろう。書いていて悲しくなってきたのでこのへんで切り上げようと思う。

「東京おもちゃショー2019」は、6月15・16日の2日間が一般公開となっている。15日は9:00〜17:00、16日は9:00〜16:00までオープンしており、入場無料。

今回紹介したもの以外にも、大人も思わず自分用に欲しくなってしまうような魅力的なおもちゃが大量に展示されている迫力満点の会場は一見の価値あり。おもちゃの進化を体感しに、ぜひ現場へ足を運んでみてほしい。

※価格は全て税別

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