えっ、これ絵なの!? ある芸大生が描いた「写真にしか見えないクレヨン画」が話題に
2020年6月15日(月)17時0分 Jタウンネット
突然だが、こちらの画像を見てほしい。

石畳の隙間から雑草が生え、土の上に落ちた枯れ葉が目に見えるだろう。
木漏れ日の下で撮影した地面の写真だろうか。
だがこちら、実は写真ではなく、クレヨンで描かれた作品である。作者は、京都の芸術大学に通うツイッターユーザーのりとさんだ。2020年6月10日に
「課題でクレヨンを使って 地面 を描いたのでよかったら見てください」
とこの作品を紹介したところ、ツイッターで大きな注目を集めることに。
思わず「写真じゃないの?」と目を疑ってしまいそうになる作品に、ツイッターでは、
「なんの写真だろって思ってツイート読んだら絵だった」
「この絵、クレヨンで描いたのですか?写真かと思いました」
「うますぎて地面のどこに描いたのか探してたらこれが絵だった」
といった反応が寄せられている。本物の地面「に」何かを描いたのだと勘違いするユーザーも出ていたようで...。
こだわったポイントは...
6月13日、Jタウンネットは作者のりとさんに、こだわった部分を聞いてみた。
通っている大学で「クレヨンを使って地面を描く」という課題が出され、外に出て本物の地面を見ながら描いたという彼女。制作期間は約3週間だそう。
「クレヨンだけで土、アスファルト、落ち葉、草などの様々な質感をどう描きわけるかという点と光と影の印象をどう自然に魅せれるかという点にこだわりました」

作品がツイッターで話題になったことについて、りとさんは、
「正直これだけの反響がくるとは思っておらず、未だにびっくりしております。学校の課題で制作したものをこういった形でたくさんの方に見ていただいて有り難いです」
と振り返る。使い込まれたクレヨンから、彼女の努力が見えた気がする。