イスラエルで発見された古代エジプトの彫像が仏像にソックリすぎる!「ファラオ=ブッダ」説が浮上?徹底解説!

2024年6月15日(土)23時0分 tocana

 1995年に発掘された古代の彫像が4300年前の失われたエジプト王のものだと判明した。なぜ特定にこれほどの時間がかかったかということ、なんと、この彫刻が発見されたのはエジプトではなく、ガリラヤ湖の北、フーレ湖の西南8kmにあるイスラエルの古代都市ハツォルだったからだというのだ。



■研究者困惑、イスラエルで発見された彫像が古代エジプトのファラオだと判明


 英紙「Daily Mail」によると、古代エジプト芸術で使用されていた、グレーワッケ(硬砂岩)と呼ばれる堆積岩で作られていることも分かっており、エジプトの像がイスラエルに持ち込まれた歴史を巡り、研究者が頭を抱えているという。


 同彫像を調査した考古学者サイモン・コナー氏とディミトリ・ラブリー氏によると、顔面の特徴から、紀元前2498年頃〜紀元前2345年頃のエジプト第5王朝のファラオを象ったものであることは間違いないとのことだが、一体どのファラオであるかは依然特定できておらず、何故エジプトではなくイスラエルで発見されたのかも分からないという。


 「短く密度の高い巻き毛のウィッグを被っており、その上には古代エジプトの主権、王権、神性の象徴である蛇形記章(ウラエウス)が掘り込まれています。これは疑いなくエジプトのファラオのものです」(コナー氏)
「この像がイスラエルに持ち込まれた理由について仮説はいくらでもありますが、結論は出ていません。ハツォル王国が、エジプト王族の威光を示すことを熱望していたことは間違いないでしょうが、極めて複雑な歴史です」(同)


 古代イスラエルの都市ハツォルは、紀元前3000年頃から形成され、前13世紀頃まで拡大を続けたという。『旧約聖書』に登場するユダヤ人指導者ヨシュアにより破壊され、後に再建されるも、前733年にはアッシリア軍によって完全に破壊されたと言われている。ヘブライ大学の研究者によると、ハツォルは “あらゆる宗教にとって最も巨大で最も重要な都”だったとのことだ。同他にも、エジプト由来と思しきスフィンクス像の一部も発見されているという。


■古代エジプトのファラオはブッダだった可能性


 研究者も困惑する歴史ミステリーに、ここでトカナ的な考察を加えておこう。まず、この像にどこか見覚えがある特徴がないだろうか? そう、髪の毛が仏像のようにクルクルと巻き毛になっているのだ。これは螺髪(らほつ)と呼ばれ、「三十二相八十種好」という仏の身体的特徴の1つとされている。ここから、トカナでは1つの可能性を提唱したい——この像は、ブッダを象ったものではあるまいか?


 教育評論家で独自に古代文明を研究している、はやし浩司氏は、ブッダの三十二相八十種好の1つである「足下安平立相」(足の裏が平らで、地を歩くとき足裏と地と密着して、その間に髪の毛ほどの隙もない)、「足跟広平相」(足のかかとが広く平らかである)、「伊泥延腨相」(足のふくらはぎが鹿王のように円く微妙な形をしていること)に注目し、その特徴が「アッシリアの古代神のレリーフ」とピタリと一致していると指摘。


 また、「手足指縵網相」と呼ばれる、ブッダの手の水かきは、イエス・キリストを洗礼したヨハネの身体的特徴とも合致している上、目も青く(「真青眼相」)、間違いなくアジア人ではなかったというのだ。さらには、「毛上向相」と呼ばれる特徴では、ブッダの髪が青かったとされるため、はやし氏は、ブッダは人間ではないと断言している。


 つまり、ブッダはあらゆる宗教の神々、あるいは指導者として人類を啓蒙する地球外知的生命体である可能性があるのだ。それに、蛇形記章も決してエジプト文明に特有のものではない。インドのヒンドゥー教においてもナーガ(蛇)は神聖な生き物として扱われており、もちろん仏教でもヘビは仏教を守護する神格であるし、大乗仏教の祖とされるナーガルジュナ(龍樹)の“ナーガ”もサンスクリット語でヘビを意味する。この共通点は何よりもブッダが古代エジプトのファラオとして君臨していた証ではないだろうか?


 さらに言えば、仏教ではブッダに三種類のあり方——真理そのものとしてのブッダ(法身)、修行をして成仏した阿弥陀如来や薬師如来としてのブッダ(報身)、歴史上のお釈迦様に代表される、衆生を救済するために姿を変えて出現するブッダ(応身)——が存在すると言われており、アッシリアの古代神にしても、ヨハネにしても、エジプトのファラオにしても、実はこの応身(または変化身)としてのブッダだったということも考えられるだろう。


 ハツォル王国が“あらゆる宗教にとって最も巨大で最も重要な都”だったことを考えると、ブッダに似た像が発見されたのも、むしろ当然のことのように思われる。とはいえ、これは可能性の1つに過ぎない。真相解明には研究者らの弛まぬ努力が必要不可欠だろう。今後の研究に一層期待しよう。


参考:「New Scientist」、「New Scientist」、ほか


 


※当記事は2019年の記事を再編集して掲載しています。

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