「石化の呪いが解けた」みたいなウミネコ、激写される
2023年6月22日(木)18時0分 Jタウンネット
長年かけられていた呪いが解けたの?
そんな妄想が広がってしまう写真がツイッターで注目を集めている。
こちらは2023年6月22日、ツイッターユーザーのRINZOU(@shinsyu_rinzo)さんが
「石化の呪文が解けた (違」
とつぶやきながら投稿した1枚。
1羽のウミネコ(本物)が、左右を大小2羽ずつのウミネコ(像)に囲まれて佇んでいる。
その様子は、確かにこの1羽だけが「石化の呪い」から解けたかのようで、どこかドラマティックである。
神社の境内にも多くのウミネコ
22日、Jタウンネット記者が投稿者のRINZOUさんに話を聞いたところ、この写真を撮影したのは17日。
撮影場所は、ウミネコ繁殖地として国の天然記念物にも指定されている蕪嶋神社(青森県八戸市)だ。神社の境内にも多くの野生のウミネコがおり、神社の公式サイトに「ウミネコ観察」のコーナーがあるほどだ。
「境内にあるウミネコの像の所に丁度タイミング良く本物が来てくれて撮れた1枚です」(RINZOUさん)
3万9000件を超える「いいね」(22日夕時点)のほか、
「メドゥーサの呪いが溶けたウミネコ」
「まわりのみんなの石化もはよ解いてあげて」
「この両隣の感じから行くと隣に居た小さい子は先に解けてもう飛んでったんやな」
「完全にベストショットやん」
といった声が寄せられるなど大注目を浴びた、奇跡のタイミングを捉えた写真。予想をはるかに超える反響だったそうで、RINZOUさんは「びっくりしています」と述べる。
「是非現地で本物のウミネコたちを見てほしいのですが、春から夏にかけては野鳥であるウミネコも繁殖期となってデリケートになります。
人に危害を加える事はないと思いますが、巣や雛に近づくと親鳥が警戒し威嚇してくる事もあります。
神社も注意喚起をしていますので子育て中のウミネコには近づかず離れて見守ってほしいです」(RINZOUさん)