実のなる野菜もまだ間に合う。この夏、ピーマンを育ててみよう

2023年6月22日(木)11時0分 ソトコト

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ベランダ菜園で夏野菜を楽しみたい


多くの地域で梅雨に入り、いよいよ夏が近づいてきましたね。一般的に、夏野菜を育てるには、ゴールデンウィークに苗を植えるのが望ましいと言われています。「今年こそ、おうちで野菜を育てたいなぁ」と思っていたけれど、ゴールデンウィークは旅行に行っていたし、時期を逃してしまったという方も多いのでは。
そんな方に嬉しいお知らせです。今回は、ちょうどいま、6月に植えても間に合う夏野菜「ピーマン」の植え方のコツをお伝えします。収穫時期は少し遅くなるけれど、ちゃんと今年のうちに、楽しむことができますよ。


ピーマン苗の植え方


ピーマンは、原産地が中南米の熱帯地方(参考:農林水産省HP)で暑い気候が好きな野菜。地温(土の中の温度)が高くなると根付きやすく、25〜30℃の気温で生育がよくなると言われています。気温が高くなってからがピーマン栽培の本番ともいえるのです。
そんなピーマン苗を植える手順と、ちょっとしたコツをお伝えします。
<用意するもの>
・ピーマンの苗 :1つ
・プランター  :1つ(15-20Lの土が入るもの)
・市販の培養土 :15-20L(野菜や花の土と書いてあるもの)
・リング支柱  :1つ
①植える前にまずは水やりを
苗を土に植える前に、ポットに入ったままの苗と植える穴に水やりをします。苗にしっかりと水を吸わせておくことで、苗の根鉢(植物を鉢から抜いたときにその株についている、根と土の集まった部分※)が崩れにくくなります。
また、植える穴に先に水を注いでおくことで、苗が水を吸いやすくなります。
※サカタのタネ用語集より





②根鉢を崩さない
苗を植えるときは、根鉢を崩さないようにしましょう。根っこも生きているので、できるだけ根を切らないように植えられるとよいです。





③苗の「肩」を出す
苗は浅めに植えましょう。苗の中心が植える土の表面より深くなってしまうと、苗の生え際に水が溜まってしまい、病気になりやすくなる恐れがあります。





植えたあとは、土の表面が乾いたタイミングで、プランターの穴から滲み出るくらい、たっぷり水やりをしましょう。花が付いたら、2週間に1回程度、少しずつ肥料を与えると実りがよくなります。花が咲いてから20日ほどで収穫できます。採れたてのピーマンはパリっ!シャキっ!とした食感が魅力的。スライスして生でサラダに、ちりめんじゃことサッと甘辛く炒めるのもおすすめです。
今回お伝えした植え方のコツは、ピーマン以外の苗を植えるときにも応用できます。ぜひ、他の野菜でも試してみてくださいね。
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